未来を発明せよ 情報を食べる時代へ


昨日(10/1)の、Eテレのスーパープレゼンテーション(TED)が面白い。晴れ

今週から、MITメディアラボのプレゼン・シリーズが始まりました。
MITメディアラボはマサチューセッツ工科大学のアメリカでは有名な人気の最先端研究所、ここから色々な革新的な発明が生まれています。
日本人の伊藤穰一が所長を努め、現代美術で活躍中のプツニ子!が助教授をしていたりする。


MITメディアラボの内部

TED(テドと呼びます Technology Entertainment Design)は、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物のプレゼンテーションを運営している組織。

このTEDが開催するイベントがTED Conferenceです。
世界中の様々なアイディアを聴くことができ、知的好奇心が刺激される。

今回は、ニコラス・ネグロポンテ(Nicholas Negroponte)のプレゼンです。
彼はコンピューター学者で、MITメディアラボの創設者、私の大好きなテック雑誌「WIRED」の創設者でもあります。



彼はテクノロジーの将来を予測・予言する人としても有名。
英語では「Visionary」 日本語では「目利き」、人々に夢を語り科学を目指す方向を導く、道先案内人の意味合いもあります。


今回のプレゼンのタイトルは「30年間の未来予測を語る」(A 30-year history of the future)

彼が昔に未来予測したものが、実際にどうなって行ったかが非常によく分かるプレゼンです。
彼は未来を予想したわけでなく、未来を発明したのです。




最近、彼は発展途上国の児童のために設計された「100ドルノートPC」を色々な地域に普及させる活動をしていました。
今は最後の10億の人がインターネット接続するためのインフラ整備のプロジェクトを立ち上げるらしい。

最後にとっておきの未来予測を話してくれました。
将来的に人が情報を食べる時代がやってくる。
錠剤を飲めば、英語やシェークスピアを学べるようになるとのことです。
情報は血液に流され、脳へと届けられるようになる。

実際に、研究が始まっている。

コンピュータ学者アラン・ケイの有名な言葉を思い出しました。
「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ。」波


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