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8月, 2013の投稿を表示しています

人生を記録するカメラ Autographer

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スマートフォンの影響で、デジタルカメラの苦戦が続く昨今ですが・・ ソニーのレンズカメラのような、新しいジャンルのデジタルカメラの登場です。 イギリス製のAutographer。 首からかけておくだけで1日最大2,000枚の写真を勝手に、しかもふさわしい瞬間にだけ撮ってくれるデジタルカメラ。 なかなか、カッコイイデザインです。 5つのセンサーとGPSモジュールのおかげで、カメラは方向や気温、速度や色、そして光の変化を把握することができ、これによってカメラが勝手にシャッターを切る適切な瞬間を決めます。 掃除機ロボットのルンバと同じように、内部にAI(人口知能)が入っています。 同じ風景は撮りません。 内部メモリーは8GBで、高解像度の写真を2,000枚まで保存することができます。 まさに、人生を記録してくれるデジタルカメラ。 もともとは老人性認知症や記憶喪失症の患者が身の回りで起きたことを記録するためのものを、コンシューマー向けに再設計したものです。 デジタルカメラの可能性は、まだまだあります。 昔のフィルムカメラと違って、カメラはデジタルなメモリー(記憶)となりつつあります。 画質・コストも重要ですが、自分そして家族、友達の記憶を記録するって発想から、もう一度デジタルカメラを再発明する必要があるのでは?日本メーカー

スマートな戦争はない

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今、エジプト、シリアと中東情勢が緊迫しつつあります。 シリアが内戦状態に入り、ダマスカス郊外で大規模に化学兵器が使用され、数百人から1000人以上が死亡した事件を受け、アメリカ、イギリス、フランスが軍事介入をする準備を始めています。 今回、フランスが入っている所が不思議ですね。 化学兵器は、化学兵器禁止条約によって国際的にの開発、生産、貯蔵及び使用が禁止されている兵器です。 日本でも、オウム真理教が自作したサリンガスが使ったことがある。 「極めて忌わしい兵器を使用した責任は必ず問われるべき」とのことですが、アメリカが被害にあったシリア国民のために軍事介入しようとしているとは思いません。 だいたいアメリカが中東に軍事介入して良いことは一つもなかったことは、歴史が証明しています。 たとえ、アサド政権が倒れても、混乱はますます広がるばかりでしょう。 なぜ、アメリカが中東に介入するのか? 石油とイスラム教とイスラエル(ユダヤの国)が原因です。 マーケットを動かしている巨大なオイルマネー、イスラム過激派の台頭とテロ、そしてユダヤ人ロビイストの暗躍。 今、アラブの春の反動で、エジプトが揺れている。 そして、シリアの核疑惑もあるし、イスラエルだって何をしでかすか分からない。 中途半端な軍事介入は、余計に中東を混乱させるだけです。 最新のハイテク兵器を試したいのは判りますが、スマートな戦争はない。 歴史から学ぶべきでは?

イプシロンの発射中止はなぜ?

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かなりの盛り上がりをみせた国内ロケット・イプシロンですが、発射中止となりました。 27日打ち上げられる予定だった国産の新型ロケット、イプシロンですが、打ち上げ約19秒前に自動停止し、打ち上げは中止されました。 鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられるため、多くの見学者が集まったとのことです。 近くの肝付町の宿泊施設はほぼ満員で、キャンピングカーやテントで一夜を過ごした人も多い。 スペースシャトル打ち上げを見学するフロリダのケネディー宇宙センターみたいな感じです。 私も、新型ロケット・イプシロンの応援者の一人です。 やはり、国産のロケットは飛ばし続けないとダメです。 宇宙産業、ロケット産業はコレからの未来の産業。 傾きセンサーが異常を検出したらしいが、どうも傾きには異常はないとのことです。 JAXA(宇宙航空研究開発機構)の発表によるとロケットと管制室間のコンピューター通信に問題があったらしい。 ロケットは、危険性を考えて、何かあったら止まる方向に動くように設計されています。 これが、フェイル・セーフ(失敗があっても安全)と呼ばれる設計方法。 今回のイプシロンは、コストダウンのためにコンピューターを大幅に取り入れて、ソフトウェアで色々な制御をします。ソフトウェアの規模はかなりなものになっていると思われる。 おそらく、原因はソフトウェアのバグではないかと思われる。 フェイル・セーフなので何かバグがあったら止まる。 今頃、JAXAでは、ソフトウェア作成者が集まって、ログとかの解析を必死で行っていると思われます。多分徹夜でしょう。 失敗が許されないロケットを飛ばす技術者のプレッシャーは相当なものだと思いますが、頑張って欲しい。 我々も気長に待ったほうがいいと思います。 なぜならロケットは未来に対する投資だから、多少慎重なほうがいい。

バルマー退任へ マイクロソフトにモノ申す

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マイクロソフトCEO(最高経営責任者)のスティーブ・バルマーが退任することになりました。 ビル・ゲイツの後にCEOに就任したバルマーは、MS-DOSを売っていた昔の頃のマイクロソフトの社員の一人です。 13年間マイクロソフトを率いてきましたが、近年のマイクロソフトの迷走ぶりに、テクノロジ業界におけるワーストCEOに何度も輝くようになっていた。 社員が使っていたiPhoneを踏みつぶしたこともあるスティーブ・バルマー。 パソコンという枠組みの中では強い影響力を発揮するWindowsですが、タブレット・スマートフォンの台頭によりインターネットのコンテンツ/アプリケーションの利用数は、今やパソコンと非パソコン機器の比較で均衡、あるいは用途によっては非パソコン機器の方が多くなっています。 Apple、Googleがスマートフォン、タブレットへとシフトする中、対応が最も遅れているのがマイクロソフトです。 一年以内には、次のCEOが誰になるのか決まるとのことですが、 ここでその新しいCEOに提案があります。 それは、マイクロソフトを分社することです。 以前の製品のサポート会社、マイクロソフト・サポート社。 2014年4月9日にWindows XP/Office 2003のサポートが終了になりますが、現在、日本のWindowsXPユーザーはマイクロソフト製品使用者の40%を占めます。 お金のある大企業は、新しいOSに移行できますが、中小企業、自治体はその予算がありません。 これだけ、パソコンが企業・政府のインフラとして利用されている限り、一民間企業の都合でサポートを中止するのは、企業倫理としてどうなのか? 実は、OSの脆弱性というのは、設計不良と、バグのことを言います。 だから直すのは当たり前ではないか? マイクロソフト・サポート社は、最初はマイクロソフト社の子会社ですが、最終的には非営利団体にしたらどうでしょうか? マイクロソフトを使う限り、次はWindows7のサポート終了時期が来ます。 サポート会社を作らないと大きなユーザーの逆襲が、マイクロソフトを襲います。 WindowsからMac、Linux、Aondroidへの移行です。 昔より、選択肢が増えているから可能なこと。 だから、この際、脱マイクロソフトをすればいい。 新しいユーザーを追いか

テンジン大学 つぶやきハックって何?

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皆さん福岡テンジン大学って知っていますか? 福岡テンジン大学は校舎は街、教科書は人をコンセプトに、生涯学習を推進するバーチャルでリアル、かつ、誰でも入学できる大人の学び場です。 無料のセミナーが、天神の街の中で開催されます。 ここがホームページ 今回のセミナーは、[テン大ライフハック部] つぶやきハック~自分らしさを引き出す言葉選びを学ぼう~ というネットで伝わる文章の書き方講座。 講師は、福岡でコピーライター/クリエイティブディレクターをしている大椛 正志さんです。 プロの人の話は、大抵面白い。 有名な過去の宣伝コピーを例に、より伝わる文章の作り方が分かります。 ブログで文章を書いている一人として、結構ためになりました。 印象的だったのは、 「ブログを書いたりすることは、作成者側に立っていることを意識してください」 「書いた文章の推敲は、自分の後ろ姿を見るようなもの」という言葉。 ブログを書いたり、フェースブックでコメント書くのは、情報を発信してるって事です。 文章を書くのは、創り、伝えること。 だから、楽しくて、難しい。

プロジェクトXp

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とある場所で、プロジェクトXpという宣伝看板を発見。 よく見たら、パソコンの宣伝でした。 WindowsXPのサポートが、来年に終了するためにこの時期にパソコンを買い換えましょうというキャンペーンでした。 題してプロジェクトXp、プロジェクトXっていうのは、昔NHKでやっていた日本の開発物語。 WindowsXPは、今も仕事で使われているOSですが、サポート終了してしまう。 パソコン業界も、これを機会に売り込みをかけています。 現在、ネットではWindowsXPのセキュリティ・ホール(実はソフトのバグ)の情報が高値で取引されているとのことです。 XPのサポートが終了した時点から、WindowsXPを狙ったサイバー攻撃が始まるかもしれません。 しかし、マイクロソフトもいかがなものか?

哲学が新しい 「哲子の部屋」

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最近、私が気になっているものは「哲学」です。 きっかけは、数カ月前に親不孝のオフ・ブロードウェイへ飲みに行って、ブラジル人の留学生と話をした時に、彼が将来、哲学の教授になりたいと言っていた事。 そういえば、最近、哲学って言葉をあまりきいたことがない。 人間の遺伝子が解読されて、人間の脳の活動が電気信号と科学反応で分かりつつある時代、科学が哲学の概念をあっさりと壊してしまう21世紀に、哲学者になりたいと思うことが新鮮です。 その昔は、ニーチェとかサルトルとか流行ったけど、あまりよく分かっていない。 何となく、カッコイイ感じ、哲学。 少し、哲学を学び直してもと思い「近代西洋哲学史」なる本も読んだりしている。 そんな時に、火曜日の23:30からEテレで「哲子の部屋」(「徹子の部屋」のパロディー)という哲学のトーク番組が始まりました。 映画やマンガなど親しみやすい題材を教材として、気鋭の哲学者、千葉雅也が哲学的視点で読み解くという教養エンタメ番組とのこと。 出演は新進気鋭の哲学者・千葉雅也、注目の若手女優・清水富美加とお笑い界最強の論客・マキタスポーツ。 21世紀の哲学者、千葉雅也。 20世紀最大の哲学者・ドゥルーズの思想を分かりやすく解説しておりました。 哲学が新しいかも?

タイムマシンにお願い!テルマエロマエ最終回

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最近、ヤマザキマリの漫画テルマエ・ロマエⅥ(最終回)を読み終えました。 もう、世間ではとっくに終わっているらしい。 感動の最終回。 予測できない展開ですが、最終的なオチはやはりこれでしょうって感じで終わります。 お風呂をテーマに、古代ローマと現在日本をいろいろな人がタイムスリップで行き来してしまう物語。 阿部寛主演で映画化もされました。 今、テルマエ・ロマエ2の撮影がブルガリアで行われているとのことです。 しかも、漫画は2013年10月から新シリーズが始まるらしい。 やはりタイムスリップ、タイムマシン物は面白い。 SFのジャンルとしていろいろな作品があります。 映画、TV番組で面白かったのが 「バックツーザフューチャー」「タイムトンネル」 とかいろいろあります。 音楽では「タイムマシンにお願い」 これは、1974年のサディスティック・ミカ・バンドのヒット曲でもあり、 桐島かれん、木村カエラで蘇った曲でもあります。 歌詞に、ウディ・アレンのミッドナイトインパリに通じる「黄金時代」が出てきます。 今は亡き、加藤和彦もヘミングウェイが好きだった。 タイムマシーンが教えてくれるのは、今の時代が一番イイってこと。

ウディ・アレンのミッドナイト・イン・パリ

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最近、TSUTAYAのネットで借りて、郵便で返すDVDレンタル1ヶ月無料お試しを試してみます。 現在、キャンペーン中、一ヶ月したら大会予定、なかなか便利です。 借りてみたのは、ウディ・アレンの「アニー・ホール」「ミッドナイト・イン・パリ」の2枚。 本当は「アンディーウォーホールを撃った女(I SHOT ANDY WARHOL)を借りようと思ったけど、ありませんでした。 ウディ・アレンは、昔好きだった俳優兼、映画監督。 「ミッドナイト・イン・パリ」は非常に面白い映画、ウディ・アレンはヨーロッパへのリスペクトとアメリカの上流階級への皮肉がよく分かるパリが舞台のタイムスリップモノ。 タイムスリップする時代は、1920年代のパリ、いわゆる黄金時代。 F・スコット・フィッツジェラルドと妻ゼルダ、アーネスト・ヘミングウェイ、パブロ・ピカソ、 サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエルとマン・レイと錚々たる芸術家が登場してきます。 まさに20年代のパリへのオマージュ。 アーネスト・ヘミングウェイの「移動祝祭日」みたいな感じです。 ウディ・アレンは、インテリっぽさが鼻につく人もいるでしょうが、独自のひねりとアイロニーと哀愁がなかなか深い。 アメリカではあまり受けないらしいけどね・・・ セルフバナー広告はじめました。