スマートな戦争はない


今、エジプト、シリアと中東情勢が緊迫しつつあります。くもりくもり


シリアが内戦状態に入り、ダマスカス郊外で大規模に化学兵器が使用され、数百人から1000人以上が死亡した事件を受け、アメリカ、イギリス、フランスが軍事介入をする準備を始めています。
今回、フランスが入っている所が不思議ですね。



化学兵器は、化学兵器禁止条約によって国際的にの開発、生産、貯蔵及び使用が禁止されている兵器です。
日本でも、オウム真理教が自作したサリンガスが使ったことがある。

「極めて忌わしい兵器を使用した責任は必ず問われるべき」とのことですが、アメリカが被害にあったシリア国民のために軍事介入しようとしているとは思いません。


だいたいアメリカが中東に軍事介入して良いことは一つもなかったことは、歴史が証明しています。
たとえ、アサド政権が倒れても、混乱はますます広がるばかりでしょう。




なぜ、アメリカが中東に介入するのか?
石油とイスラム教とイスラエル(ユダヤの国)が原因です。
マーケットを動かしている巨大なオイルマネー、イスラム過激派の台頭とテロ、そしてユダヤ人ロビイストの暗躍。


今、アラブの春の反動で、エジプトが揺れている。
そして、シリアの核疑惑もあるし、イスラエルだって何をしでかすか分からない。
中途半端な軍事介入は、余計に中東を混乱させるだけです。


最新のハイテク兵器を試したいのは判りますが、スマートな戦争はない。
歴史から学ぶべきでは?




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