日本サッカーと組織論


今日は、村上龍のエッセイ風に。晴れ晴れ


40歳を過ぎると、団体スポーツの見方が変わってくる。
選手より監督とか、組織が気になる。
やはりマネイジメントとか組織論がビジネスと重なるからだと思う。

今回、日本サッカーチームが、ブラジルワールド・カップ出場を決めた試合を観て、日本のサッカーは凄い勢いで進化を続けていると感じる。


ドーハの悲劇((ちょっと古いよ(村上龍ではこのコメントはないけど))以来、悲願のワールド・カップ出場も、今では出場して当たり前。
大切なのは、本大会でどこまで行けるかにかかっている。

私がサーカーに惹かれるのは、組織と個人がこれほどダイナミックなバランスの上に成り立っているスポーツはないからである。

情熱(ラテン)と知性(ゲルマン)の不思議な魅力をもつ世界中が熱狂するスポーツ。

名将ザッケローニ監督は、戦略・システムを選手に徹底する。
多分、今までの日本チームの監督でベスト3には入る。

そして、選手の進化も著しい。
長谷川、長友、香川、本田とストイックなサーカー武士(サムライではなく武士)たち。
葉隠の武士。

本田は、試合後のインタビューで「もっと自立せよ」と他のメンバーを鼓舞する。

一番効率的な組織とは、監督が戦略と方向性を全員に徹底させ、試合が始まったら11人の体と頭脳で自主独立して動くこと。

これを自律分散システムという。


ここで、村上龍風は終了。

しかし、本田 圭佑は只者ではないね、昔観たインタビューでも、両手に時計していたし。


ある意味外人。

日本の若い人も案外イケル。波波





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