東京白金にあったギーガーバーの話
先日、スイス人の画家のH・R・ギーガーさんが74歳で死去したとのことです。
階段から転倒して、搬送先の病院で亡くなりました。
リドリー・スコット監督の映画『エイリアン』のあの不気味なエイリアンのデザインをしたことで有名な人。
中世のゴシック・ホラーの世界観がホラーで邪悪でエロティックでイケナイ感じがします。
ダークサイドな作風。
1973年にリリースされたエマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)の『恐怖の頭脳改革』のアルバム・ジャケットの原画を担当していたので、かなり恐ろしい画を描く変わった人がいるなと思っていたら、その後「エイリアン」で一躍有名になりました。
そこで思い出したのが「ギーガーバー」です。
H・R・ギーガーがプロデュースした東京のバーです、コンセプトはエイリアンの惑星を再現する。
まだ東京に勤務していた時代。
1980年代後半、世の中がバブル絶頂で浮き足立っていた時代に、東京の白金(お金持ちしか住んでいない東京の山の手)のへんぴな場所にこのバーは出来ました。
企画したのは、当時絶好調だったバブルの象徴セゾングループ系の会社。
雑誌で読んでこのバーにわざわざと行ったことがあります。
残念ながら混んでいて入れなかったけど、その異様なバーの外見に近所の住民は迷惑しているだろうなと思った。
ほぼお化け屋敷のようなバー。
ここではくつろげないけど、バブル時代、東京には面白い店がいろいろありました。
80年後半と言えばウォータフロント(死語)の芝浦に「タンゴ」って店もあった。
ギーガーでバブル時代を思い出す、改めてご冥福をお祈りします。
雑誌で読んでこのバーにわざわざと行ったことがあります。
残念ながら混んでいて入れなかったけど、その異様なバーの外見に近所の住民は迷惑しているだろうなと思った。
ほぼお化け屋敷のようなバー。
ここではくつろげないけど、バブル時代、東京には面白い店がいろいろありました。
80年後半と言えばウォータフロント(死語)の芝浦に「タンゴ」って店もあった。
ギーガーでバブル時代を思い出す、改めてご冥福をお祈りします。
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