レッド・ツェッペリン「天国への階段」が訴えられる サブマリン特許と弁護士
レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」が盗作疑惑で訴えられるらしい。
1971年に発表された「天国への階段」は、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジが、1970年に英ウェールズのコテージで創ったとされている。
ロック史に燦然と輝く名曲です。
「天国への階段」は2008年までに5億6200万ドル(約570億円)売れた、まさにレッド・ツェッペリンにとっては「Stairway to Rich」のような曲です。
特にイントロのギターが泣ける名曲。
米フィラデルフィア州の弁護士フランシス・マロフィが「天国への階段」の著作権違反の訴訟準備を進めているとのことです。
レッド・ツェッペリンの楽曲「天国への階段」のイントロ部分が、米ロサンゼルスのサイケデリックバンド「スピリット」が作曲した1968年のインスト曲「Taurus」を盗用したものだと主張しているという。
こちらが、レッド・ツェッペリンの楽曲「天国への階段」
素晴らしい。
スピリットのTaurus。
ギターの一部が似ているような気もするが、40年以上前に作られた曲を今さらどうして訴訟なのか?
答えは、弁護士の金儲けのためです。
同じような例が、特許にもあります。
サブマリン特許と呼ばれる特許。
ずっと水面下に潜んでいて、有名になった製品に対して、突如権利を主張して裁判を起こすパターンです。
有効な特許を探し出してきては、売買する会社もあるほどです。
誰が儲かるかといえば、訴訟を起こす側の弁護士。
手数料で儲けることができるイイ商売。
今回の弁護士フランシス・マロフィーはかつて別の訴訟で、裁判所の判事から弁護士としての「職業倫理にもとり」「害のある」振る舞いに及んだことを糾弾されているとのこと。
やはり怪しい弁護士。
今度、レッド・ツェッペリンのリマスタリング盤がリリースされるので、これを当て込んだ訴訟でしょう。
でも、かえって「天国への階段」の宣伝になりますね。
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