レコードを巡る冒険20 元祖テクノ・クラフトワーク
ジャーマン・ロックと言えば元祖テクノのクラフトワーク。
はじめに
クラフトワーク( Kraftwerk 発電所の意)は、ドイツの電子音楽グループとしてデビューしましたが、途中からシーケンサーを使ってテクノの元祖と言われているグループになります。
とにかく、最初に聴いた時はそのカッコよさに衝撃を受ける。
プログレとは異なるカッコイイ電子音。
ダンスビートと電子音が出会った今のテクノ、ハウス・ミュージックのルーツみたいな音楽。
The Man Machine 邦題:人間解体 1978年
マグロじゃないんだから、人間解体という邦題はいかがなものか?
The Man Machineは「人とマシーン」といった感じですが、解体までいってしまうか。
ロシア・アバンギャルド的な赤と黒のジャケットが当時としては相当画期的なデザインでした。
オープニングの「 The Robots」ではボコーダーが使われていてびっくりした。
メロディが妙に盆踊りっぽい。
「 The Robots」は70年代としてはかなり画期的なサウンド。
Trans-Europe Express 邦題:ヨーロッパ急行 1977年
ジャケットの気持ち悪さがある意味新しい。
ショールーム ダミー!(マネキン!)、1980年代にサントリーの三宅一生のCMで使われて一部で話題になりました。
Radio-Activity 邦題:放射能 1975年
アルバム全体を通して電波をテーマにしたコンセプトアルバム。
Radio-Activity(放射能)が今聴いても骨太なビートのダンスミュージックです。
最近は、反原発ソングになってしまったけど、当時はまったくそんな意図はなかった。
Autobahn 邦題:アウトバーン 1974年
ドイツの高速道路アウトバーンを走っているイメージのタイトル曲は最初に聴いた時は、なんだこれって感じでした。
しかし、非常にスローなリズムの繰り返しが気持ちいい、テクノというよりミニマム・アンビエントな感じがする。
70年代に既にテクノが始まっていました。
次はドイツからジャマイカへ、レゲイ登場。
ドイツの高速道路アウトバーンを走っているイメージのタイトル曲は最初に聴いた時は、なんだこれって感じでした。
しかし、非常にスローなリズムの繰り返しが気持ちいい、テクノというよりミニマム・アンビエントな感じがする。
70年代に既にテクノが始まっていました。
次はドイツからジャマイカへ、レゲイ登場。
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