訃報 米倉斉加年さん逝く
俳優の米倉斉加年さん(80)が福岡市内の病院で亡くなられました。
米倉斉加年さんは福岡出身の俳優、画家としても有名です。
福岡の西南学院大学文学部中退。
あまり関係ないけどMISIA、財津和夫も西南学院大学を中退しています。
米倉斉加年さんは非常に好きな役者さんでした。
物静かでインテリジェンな個性的な名バイプレイヤーです。
米倉斉加年さんは実際に舞台を観たことがあります。
2011年3月4日福岡のイムズホール。
イッセー尾形とあの人 『今昔二人物語』in にほんばし
【スタッフ】演出=森田雄三
【キャスト】イッセー尾形/米倉斉加年
その時のプロモーション用映像。
とても面白い舞台だったので、自分のブログにも書いたことがある。
その時の自分のブログ「イッセー尾形とあの人at IMS(東京で観に行く人はネタばらし)」からの引用
””
セットリスト(ネタばらし)
1.ガリレオの裁判前日の話
2.ゴッホと郵便局員の話
この2つは、天才(米倉さん)と普通(イッセーさん)の対比がオモシロイ
3.米倉さんが語りで、イッセーさんが琵琶を弾き語りする。
琵琶をストリートミュージシャンみたいに弾くのが凄い。
突然終わります。
4.米倉さんが語り、イッセーさんが懐中電灯で照らす。
これは実験です。 「トーキングヘッズ」の映画で同じ実験をしていたなー
5.二人のオジサンが最後カカシを立てる。
ここで二人の関係が、対等になります。
6.教え子と生徒の話。
最後にイッセーさんがウクレレ、米倉さんがパーカッションで演奏します。
この二人芝居は、東京日本橋の劇場のこけら落とし用のネタを福岡で初演(実験)したものです。
米倉さんの舞台挨拶のコメントがよかったです。
最初は、イッセーさんから誘われたときは、戸惑ったそうです。でも判らないことに挑むのが面白いと思ったそうです。(この歳でこのコメントが素晴らしい)
どうして初演を福岡で演じたかというと、二人とも福岡生まれだからです。
””
福岡出身のミュージシャンばかりが注目されますが、個性的な役者さんも意外と福岡は多い。
不思議な街でもあります。
改めて米倉斉加年さんのご冥福をお祈りします。
コメント
コメントを投稿