「頭から氷水」は21世紀の不幸の手紙か?
Ice Bucket Challenge「邦題;頭から氷水」が世界的な広がりを見せています。
Ice Bucket Challenge(アイス・バケット・チャレンジ)は難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を呼び掛けるボストン発のチャリティー運動です。
指名を受けた人は、バケツの氷水を頭からかぶる動画を24時間以内にFacebookやTwitterなどのSNSで公開し、次の人(3名まで)を指名するか、ALS協会に100ドル寄付する、またはその両方を行うというルールです。
この24時間以内3人までってルールは、昔流行った「不幸の手紙」「幸福の手紙」を連想させます。
この図はFacebook社が公開したFacebook上での口コミの広がりを分析して視覚化したモノ。
分析期間は7月1日~8月17日。Facebook上でシェアされた、アイスバケツチャレンジに関する動画は240万本に達したとのことです。
ボストンから広がっていったのがよく分かります。
次の人を指名できるため、特にIT関連の企業の大物たちが続々と登場します。
Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、Appleのティム・クックCEO、Microsoftのビル・ゲイツ元CEO等・・
日本でもソフトバンクの孫正義社長、ソニーの吉田修平氏、ホリエモンこと堀江貴文さんなどが氷水をかぶる動画を公開しています。
さながらIT業界のお友達Mapのようになってきました。
これを解析するとどの会社とどの会社が仲が良いか、敵対しているのか視覚化(ビジュアライズ)できるに違いない。
これで指名されないIT業界の大物は、嫌われている証拠でしょう。
昔「不幸の手紙」の話がクラスで持ちきりなのに自分には届かなくて、ようやく「不幸の手紙」が届いた時「不幸の手紙」を受け取ったにもかかわらず、「幸せ」になった気がしたことを思い出しました。
自分が指名されるように根回ししている人とか出てきそうで、だんだん違う運動になったりしないのか??
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