レコードを巡る冒険11 エマーソン・レイク&パーマー2


ELP(エマーソン・レイク&パーマー)の二回目です。晴れ

はじめに

当時、プログレバンドのライブの海賊版(ブートレック)と呼ばれる違法のアルバムが多く出まわりました。
だから、その対策でプログレ・バンドは大抵ライブアルバムを出しています。
よくアルバムのサウンドをライブで再現できるものだと感心して聴いていました。



WELCOME BACK MY FRIENDS TO THE SHOW THAT NEVER ENDS... LADIES AND GENTLEMAN  1974
ELPのライブアルバム3枚組という恐ろしいアルバムでしたが、恐らく一番コンディションがいい録音。ライブならではのカール・パーマーのドラムソロとかが聴けます。
でも、ジャケットがあまりにやる気なし。今後ELPのジャケットは手抜きが続きます。

Trilogy  1972
一番地味なアルバムですが、けっこう好きです。
お勧めは「 Hoedown」オープニングのチープなシンセ音が不思議になごむ。
「 From the Beginning」グレッグレイクのアコースティックナンバーはどれもイイ曲。
アイドル路線を狙ったジャケットがELPらしくないけど、ヒプノシス作。
当時は、サルバドール・ダリに依頼する予定だったがあまりに高額で諦めたらしい。

Emerson, Lake & Palmer 1970
ELPのファーストアルバム、お勧めは「Take A Pebble」まだキングクリムゾンの雰囲気を引きずった感のあるグレッグレイクの名曲です。
「The Barbarian」今きいてもカッコイイクラッシックのロック版。
結成同時の目標は「アメリカでキング・クリムゾンよりウケるバンドを作る」でした。

WORKS VOLUME I 1977
ライブアルバムからしばらく活動がなかったELPの久しぶりのアルバム。
ほとんど各自のソロアルバムに近い。
この時代になると、プログレ(プログレッシブ・ロック)そのものが段々と盛り上がらなくなってきた時期でもあります。

私もココら辺のアルバムで一旦ELPを卒業しました。

次回はイエス。波




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