言葉狩りの頃、1993


たまたま、筒井康隆の昔のエッセイを読んだら、面白い。晴れ晴れ


今は亡き「噂の真相」に連載されていたエッセイをまとめた物で、時代は1999年から2002年ぐらい、ちょうど断筆をしていた後の時代。

1993年(平成5年)、角川書店発行の高校国語の教科書に収録されることになった『無人警察』内の癲癇の記述が差別的であるとして、日本てんかん協会から抗議を受け、数度交渉を行ったのちに決裂。角川書店が無断で『無人警察』を削除したことに怒り、断筆を宣言します。

勝手に自主規制した出版社への抗議、筒井康隆はこれを言葉狩りと呼びました。



1997年(平成9年)に出版社と和解し再び書き始めますが、作家というより癖のある役者の方が有名になりました。

断筆当時は、役者として生きていくことも考えたらしい。

この人の実験精神と反骨精神はホント面白いし、過激でもあります。

出版社、レコード会社は所詮大きな会社なので、個人業の作家とかミュージシャンとは相容れない、自分たちを守るために自主規制してしまう。
騒ぎが面倒なのです。くもりくもり


言葉狩りと言えば「くるくるぱー」ってやはり差別用語なのか?
「くるくるぱー」って昔は良く言っていた。



と思っていたらAKBに「くるくるぱー」という歌があった。
作詞「秋元康」

ある意味オソロシイ21世紀。波



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