電子要塞をスマートに、292鍵キーボード「PianoArc」

ありそうでなかった、新しいキーボード「PianoArc」が登場しました。

一般的なピアノの鍵盤数は88鍵で、27.5Hzのラの音から4.186kHzのドの音までカバーしています。だから1890年代に88鍵がキーボードの標準となりました。

電子楽器の時代になって、異なる音色の音を鳴らせるようにと100鍵オーバーの製品も作られるようになりましたが、あまり横に広げても演奏しにくいだけ。だから多鍵キーボードはエレクトーンのように2段重ねとする製品が主流です。

２１世紀に入って、キーボードの常識をくつがえす形が登上、それは輪です。

292もの鍵盤で演者を取り囲みます。
レディー・ガガのキーボーディストであるBrockett Parsonsが弾く「PianoArc」

昔から、プログレ系、テクノ系のキーボディストはどれだけ機材を持っているかライブで見せつけるというのが一つのステイタスだった。
別名、電子の要塞。

エマーソン・レイク・アンド・パーマー（ELP)のキーボーディスト、キース・エマーソンの電子の要塞。

当時、電子タンスと呼ばれたアナログムーグ・シンセサイザーが凄すぎる。

イエスのキーボーディスト、リックウェイクマン。

そして、時代は新しくなりTMネットワークの小室哲哉。

このキーボードの数もすごかった。

でもキーボーディストってハイテクオタクみたいな気もします。

こんな感じで演奏します。

これは、ライブではカッコイイのではないか？