さようならVAIO SONYパソコン事業から撤退


ソニーがPC事業の売却を正式に発表しました。晴れ

買ったのは投資ファンドの日本産業パートナーズ株式会社 (JIP)。
VAIOブランドのPCを扱う新会社の設立を前提に、今年7月にも正式な契約をするとの事です。

ソニーからPC事業を購入する JIP は、企業が決算の重荷になる不採算部門を切り出した際に、独立事業として成立させるために設立された投資ファンド企業。
直近では(NEC)ビッグローブのカーブアウトにも関わっています。




1997年11月に発売された初代VAIO NOTE 505(PCG-505)は、筐体を銀色と薄紫色の二色で塗り分けた、薄型のB5サイズモバイルノートです。
当時、これほど軽いノートパソコンはあまりありませんでした。
しばらく、他社製品評価と言う名目で仕事で使っていたことがあります。


このシリーズはかなり売れたらしい。
やはり、会社の勢いを感じられた頃の製品です。

そしてそのかっこよさに惹かれて家で買った製品が「VAIO W」です。


これは、キーボードディスプレイ一体型のディスクトップPCでディスプレイを閉じると、時計、CDプレイヤーとしても使え、なおかつテレビも観ることができる画期的なパソコンでした。

しかし、使っているうちに気づいたのがキーボードが一体型で操作しにくい。

AVに特化したカッコイイパソコンというコンセプトは良かった。
しかし、ソニーは画面をかっこ良くするためにWindowsをかなりカスタマイズしたために、バージョンアップで必ず問題が起きた。

結局、WindowsXPのSP2にバージョンアップできずに終わった残念なパソコンでした。

ソニーのパソコン事業から撤退はデジタル平家物語です。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」

世の中は変わりますね。波




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