佐野元春の新譜「ZOOEY」

佐野元春の15作目のオリジナル・アルバム『ZOOEY(ゾーイ)』がイイ。晴れ晴れ


心機一転、仲間のコヨーテ・バンドと共に作り上げた「COYOTE」から5年ぶりのオリジナルアルバム。


『ZOOEY(ゾーイ)』の名前の由来が、佐野元春のWebに記載されていました。


かつて僕を慕ってくれた男がいた。若くて才能にあふれたアーティストだった。彼のニックネームは「ゾーイ」。何に由来しているかは知らない。どこかのメディアで僕の作品を批判していたと聞いた。一度手紙をもらった。僕の曲「日曜の朝の憂鬱」をカバーしたいということだった。そのうち彼とは一緒に仕事をするだろうと直感した。しかし彼は若くして亡くなった。それから長い時間がたった。

 ある日偶然、インターネットで彼の日誌を読んだ。亡くなっても故人の日誌が残っているなんて、少し残酷だと思った。そこにはゾーイの言葉で生きることの思いが綴られていた。

 「ZOOEY」とは、ギリシャ語の「ZOE(ゾーエー)=いのち」を語源とする。この「ZOE(ゾーエー)」は生物学的な命ではない。生物学的な命が終わっても、決して消え去ることなく輝き続ける命を指している。

 「ゾーイ」。彼のニックネームがここに由来しているとしたら、僕はもう何も言うことはない。2013年に出す新作にこの名前をつけようと決めた。

Web「ZOOEY」からの引用

特にオープニングの「世界は慈悲を待っている」は名曲です。



Cafe Bohemia(カフェ・ボヘミア)辺りのテイストに近い。
特に歌詞がいいです。
「若くて未熟なアナキストたちへ」
なんてフレーズはこの人ならではです。

変わらないと言えばそれまでですが、変わらないことも必要。

佐野元春本人も言うように、現代の詩人はポップミュージシャンのことです。

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