before and after本能寺 (もし織田信長が殺されなかったら)


昨日(7/13)、HNK大河ドラマ「軍師官兵衛」はついに本能寺の変。晴れ


ココに来て、視聴率もアップして番宣もしたりして「軍師官兵衛」も盛り上がっている。
今回は、予想通り本能寺にて織田信長(江口洋介)が炎に包まれて亡くなるシーンが、ドラマのハイライトです。

織田信長の黒人の家来「弥助」にも登場して欲しかったけど、「弥助」は二条御所で戦っていたらしい。ドラマでは織田信長の正室のお農(内田有紀)も共に戦い死んてしまいましたが、諸説あるらしい。



やはり、最大の謎はなぜ明智光秀が本能寺の変(coup in honnou-temple)を起こしたかです。

黒幕説、ノイローゼ説と本能寺の変は色々な説がありますが、今回大河ドラマの解釈は、比較的最近の説である「信長の野望阻止説」が採用されています。

これは、個人的には賛成。
明智光秀は天下を取ろうとしたわけではなく、あまりにも合理的でグローバルでクレイジーな革命家である織田信長をこのまま生かしておけば日本が日本で無くなるのを恐れたからではないでしょうか?

あまりに進みすぎた時代を元に戻す日本のコモンセンスとして明智光秀が立ち上がったのではないか。つまり、日本独自の振り子の原理。



もし織田信長が生きていたらどうなっていたか?

1.天皇制の実質的な廃止(京都の御所から、安土桃山城の天皇の部屋に移動。)
2.宗教の禁止(仏教もキリスト教も廃止して、信長を神として崇めさす。)
3.グローバル展開(ヨーロッパ、中国との貿易と東南アジア、朝鮮へ出兵)


少なくとも、江戸時ではやってこずに戦争に明け暮れるグローバルで早すぎた近代国家が誕生していたかもしれません。

私達が考えている今の「日本」も独自の「日本文化」もなかったかもしれない。
もちろん「天皇」もいない国。
ある意味恐ろしい国になっていたかもしれない。

どちらがいいかは知る由もないけど、とりあえずありがとう「明智光秀」と言いたい。

でも明智光秀の春風亭小朝はいかがなものか?、やはりどこか違う。波




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