数字で振り返る参議院選2013



参議院選挙も集計が終わり、ようやくその全貌が明らかになりました。晴れ晴れ


3つの数字から読み解く参議院選2013、予測の数字とか騙されてはいけませんが、日本が民主国家である限りこれは事実(ファクト)の数字。
数字は大事です。

1) 94%
これは、一人区での自民党の勝率です。
一人区(あまり人のいない県)は31選挙区もあるため、All or Nothingとなり、どちらかに振れやすい。つまり、どこかの党が圧勝する小選挙区というシステムの問題。
ちなみに、福岡県は2人、東京都は5人も選べます。

2) 52.61%
これは、投票率、過去最低から3番目の低さ。
出口調査とか、世論調査の影響で、自分が投票に行かなくてもサンプリン的に決まるから問題ないないと思っている人もいるかもしれませんが、投票率は相対的ではない。

つまり、組織票という固定の投票数があります。自民党(色々な業界の営利団体がある)、公明党(創価学会という組織票が有る)、共産党(これも神様のいない宗教みたいな団体)は投票率が低くなれば有利に働く。

3) 6.705倍
これは、今回の選挙の一票の格差、低得票当選者:26,044票 高得票落選者:176,970票

これでは、全然不平等。

これだけ、問題あるシステムだからこそ投票には行くべき、少なくとも2)に関しては解決できる。

普段は、政治については多くは語りませんがこんな時こそ語るべき、なぜなら解散が無い限り国政選挙は3年ありません。


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