素数がビジネスに変わった日、「知の支配」2


整数の中に、素数(prime number)という不思議な数があります。晴れ

素数は1 と自分自身以外に正の約数を持たない、1 でない正の整数のことです。
2,3,5,7,11,13,17,19,・・・

これ以上分解できないので、数字の元素とも呼ばれます。
素数は無数にあることが証明られています。素数階段という言葉がありように、素数は計算では出ません。ひたすら探すしかない不思議な数。
この不思議な数が、巨額のお金を生み出します。


1978年、スタンフォード大学でロナルド・リン・リベスト、アディ・シャミア、レオナルド・エーデルマンの3人の画期的な暗号を発明します。代表的な公開鍵暗号RSAのです。
非対称暗号とも呼ばれる、開ける鍵と閉じる鍵が異なるという画期的な暗号です。

インターネット時代の暗号とも言われます。安全性は、大きな素数はなかなか推定できないのでコンピュータで解くには、膨大な時間がかかることで保証されています。



この3名は会社を起こします、会社名は3人の頭文字をとった、RSA社。
この暗号方式をビジネスとして、インターネットの暗号、証明書でお金を儲ける。
従来、数学でお金儲けはできないという定説が崩れた、画期的な会社の誕生です。

以降多くの学者は、数学、アルゴリズムは巨額のお金を生み出すビジネスになると気づきます。

Googleだって、検索というアルゴリズムから広告という巨額のお金を生み出す仕組みを考えだす。

知識は富を生み出す。続く波




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