ロバート・パーカーが激怒するワインの評価の計算式 「知の支配」4
ワインは好きな方でよく飲みますが、値段と味はなかなか難しい。
そもそも、一本2千円以上のワインって、家であまり飲んだこと無い。
だから、酒屋さんに「ロバート・パーカー絶賛」の千円台のワインとかが置いてあると、買いたくなります。
「ロバート・パーカー」って有名なアメリカのワイン評論家です。
パーカーポイント(PP)と呼ばれるワインの100点満点の採点で知られています。
あくまで個人の評価の点数です。
良い点はブランドより個人の舌で点数が決まります。価格が安くても、良いワインがわかる。
悪い点は、あくまで「ロバート・パーカー」の趣味で決まることです。
アメリカの統計学者、オーリー・アッシェンフェルターがワインの質を表す数式を考えだしました。
基本的な考え方は、ワインはある程度大量生産が可能な準工業製品であると考える。
ここで、ワインの原料となる葡萄だけが、年ごとに品質が変わるため、ワインの品質は葡萄の品質ということになります。
そこで、葡萄の出来と気象の相関関係を統計学的に調べてそれを数値化しました。
もちろん、葡萄な出来は、日照時間や害虫や色々要素がありますが、ここでは雨量と気温に相関関係を絞ります。
基本的な考え方は、ワインはある程度大量生産が可能な準工業製品であると考える。
ここで、ワインの原料となる葡萄だけが、年ごとに品質が変わるため、ワインの品質は葡萄の品質ということになります。
そこで、葡萄の出来と気象の相関関係を統計学的に調べてそれを数値化しました。
もちろん、葡萄な出来は、日照時間や害虫や色々要素がありますが、ここでは雨量と気温に相関関係を絞ります。
これが「アッシェンフェルターのワイン方程式」です。(ボルドーワインの場合)
ワインの品質=12.145+0.00117×冬の降雨量+0.0614×育成期平均気温+0.00386×収穫期降雨量
この式を見て、ロバート・パーカーが「まるっきりのペテン師でしかない」と激怒したらしい。
しかしこの方程式を使うと、どの年のワインが美味しいか分かるだけでなく、将来的にビンテージワインへと成熟するワインを誰でも予測できるようになるということで、投機的なワインの購入ができることにもなるとのこと!
少なくとも、ロバート・パーカーの点数よりは、オープンな点数です。
世界はますますアルゴリズム(数学)とデータで動いています。
知らないと損します。
ワインの品質=12.145+0.00117×冬の降雨量+0.0614×育成期平均気温+0.00386×収穫期降雨量
この式を見て、ロバート・パーカーが「まるっきりのペテン師でしかない」と激怒したらしい。
しかしこの方程式を使うと、どの年のワインが美味しいか分かるだけでなく、将来的にビンテージワインへと成熟するワインを誰でも予測できるようになるということで、投機的なワインの購入ができることにもなるとのこと!
少なくとも、ロバート・パーカーの点数よりは、オープンな点数です。
世界はますますアルゴリズム(数学)とデータで動いています。
知らないと損します。
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