ベネッセ個人情報流出事件の本質とは?
2000万件もの個人情報流出が明らかになったベネッセ個人情報流出事件。
情報を持ちだしたSE(システムエンジニア)が逮捕されて事件の経緯が明らかになりつつあります。
どうしてこのような事件が起きたのでしょうか?
本質は、取り扱う情報の価値と、派遣社員の給料の安さのギャップになるのではないでしょうか?
銀行員の給料はなぜ高いのかというと、大きい額のお金を扱うからです。
横領等の犯罪を防ぐために、逮捕されるようなリスクを起こさないように生活水準をきっちり保証します。
これも、会社のセキュリティ対策。
一方、ベネッセにとって顧客情報はお金以上に価値のある財産。
この大切な財産を取り扱う人の給料が安ければ犯罪が起きる。
この情報流出でベネッセが支払うお金は200億。
あまりに大きな金額です。
おそらく、派遣社員の年収は400万ぐらい。
このデータを年収800万の正社員が扱っていたならこの事件は起きなかったのではないか?
リストラの果てに、主要部分をアウトソーシングした結果、人件費をケチって200億を支払う結果となる。
真の情報セキュリティは社員の大切に扱うことにあるのでは?
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