「脱法ドラッグ」改め「危険ドラッグ」はいかがなものか?
「脱法ドラッグ」の危険性の認識を高めるため警察庁は新しい名称を募集しました。
脱法ハーブを含む脱法ドラッグが関係する事件や事故が相次いでいることを受けて、警察庁と厚生労働省は「脱法ドラッグ」という呼び名は、覚醒剤や大麻に似た作用があるにもかかわらず、危険な薬物ではないような誤解を与えているとして、呼び名を変更しようとホームページなどで意見を募集しました。
その結果、新しい名称として「危険ドラッグ」が選ばれたとのことです。
しかし、このドラッグ(Drag)の概念を変えてしまったのがドラッグストア(drug store)の登場です。
英語の授業でdrug storeの存在を知った時は「ドラッグ(Drag)は街なかで堂々と買えるものなんだと」衝撃を受けた。
でもよく考えたら薬屋さんのことでした。
若い世代にはドラッグ(Drag)に抵抗はないかもしれません。
しかし「脱法ドラッグ」が「危険ドラック」になっても印象はあまり変わりません。
理由は「ドラッグ」のカタカタの醸し出す、どこか危険だけどかっこよさげな雰囲気にあります。
麻薬、覚せい剤は日本語だからかなり直接的です。
そもそも問題は、藥物の化学的な進化に法律が追いついていない所にある。
名付けるならば「暴走する麻薬」がいいのではないか?
補足
どうして、お役所は新しい名前とかを公募するのが好きなのか不思議です。
一年前に「振り込め詐欺」の新しい名称を警視庁が募集したことがあります。
新名称は「母さん助けて詐欺」、それはないよなと思っていたら一年たっても普及せず。
せめてマスコミも少しは気を使って使えばいいのに・・
正直、税金の無駄遣いではないか?
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