FUTURE SYNC Vol4 アイドルソングができるまで


昨日(7/12)は、福岡工業大学で開催されたプレゼンテーションイベントに行きました。晴れ

「FUTURE SYNC」はインターネット、テクノロジー、アートをテーマにして、有名なプレゼンターのプレゼンが観れるイベント。
初めて参加してみます。




インターネットの創成期に活動した村井純の後輩の砂原秀樹。
現在、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の教授
WIDEプロジェクトの話とか懐かしい。

「アイドル」には興味はないけど、
一番面白かったのが「アイドルソングのできるまで 」

プレゼンターはCHEEBOWこと「関根元和 」
彼はエムロジック株式会社取締役でプログラマ。
私も使っていたWindowsアクセサリソフト「ペタろう」も彼の作品です。



一方週末は音楽家として、ライブアイドル、同人音楽の歌い手などに楽曲制作を行う。
アイドルソング作曲家でもある。

そんな彼がアイドルソングの作曲過程をデモ・ソング付きで解説してくれます。

作曲の過程は仕事と同じ流れです。
発注(オファー)、調査、作成、納品、フィードバック

これは、仕事なのでオファーのない自主的な作成はない。

オファーが来ると、そのアイドルグループについて調べるとのことです。
調査は、彼女たちのブログ、Twitter,FBを掘りまくる。
そしてアンケート、過去の音源を全て聴き、実際のライブにも出かける。

そこから、そのアイドルの立場からテーマを考える。

曲の作り方の考えが素晴らしい。
「予想を裏切り、期待を裏切らない。」
「ファンは安定を望みます」

アイドルのファンは次の曲を誰もが予想しているので、これは裏切らないとクリエイターとしては面白く無い、しかし本質は変えてはいけない。





Luce Twinkle Wink☆2014.6.15「刹那ハレーション(フルサイズver)」

彼が手がけた刹那ハレーション。
なかなか曲がもらえなかった彼女たちに「希望」を感じさせるしかけが曲に入っている。
やはり、仕事ながらアイドルグループに対する愛おしい感情生じるとのことです。

仕事に必要なのは才能と技術、そして「愛」ではないか?波

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