2014年に1968年に作られた「2001年宇宙の旅」を考察する。


最近、「2001年宇宙の旅」の舞台裏がネットに公開されて話題となっています。晴れ

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これを期に「2001年宇宙の旅」関連の本を読み改めてこの映画の凄さを知る。

個人的に今までに好きなSF映画は、間違いなく「2001年宇宙の旅」(2001: A Space Odyssey)です。
今までの子供相手と思われていたSF映画の概念を変えた画期的な作品。





監督スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)、原作アーサー・C・クラーク( Arthur Charles Clarke)と20世紀の2大知性が出会って出来上がった奇蹟のSF映画。

46年前に作られた映画とは思えないほど完成度が高い。

テーマはテクノロジーと神。
アーサー・C・クラークが常々言っているように、あまりに進んだテクノロジーはそれを知らない人にとって魔法に思える。
人類の進化を促してきたのは高度の文明を持った異星人ではないか?
神はいないだろうけど、人間が進化していく方向を決めている何かの「力」がありそうな気がします。



この映画に出てくるのが「モノリス」と呼ばれる黒い石板。
「モノリス」は進化の加速器であるとともに人類の進化を検出するセンサーでもある。

月から発掘された「モノリス」から木星に向け強い電波が発せられ、その調査のために宇宙船ディスカバリー号は木星に向かう。






そして、人類は巨大なモノリスと遭遇、スターゲイトを通じて、次の人類へ進化する。
という壮大な物語。




人工知能HALのように、今この映画が考えた未来が現実になりつつある。
なぜなら、この映画は21世紀のビジョンを示し、この映画を観た人たちに影響を及ぼした。

この映画そのものが「モノリス」です。波

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