ガバメントをハックせよ3 IT立国eエストニア


今、北欧バルト地方の小国「エストニア」がIT業界から注目を集めています。

エストニア共和国(エストニア )は、ヨーロッパ北東部の共和制国家で、バルト海東岸に南北に並ぶバルト三国の一つであります。

1991年にソ連崩壊でソビエト連邦から独立をした東欧の国の一つです。



人口133万と福岡市よりも小さな国家です。
なぜ、ここが注目されていること言うと、IT技術の高さと、IT国家としての取り組みです。

なぜ、IT技術が高いかというと、冷戦時代のソ連は、大陸間弾道ミサイルや宇宙ロケットの軌道計算まで独自開発する力を持ち、ソフトもハードもすべてオリジナルでした。

そのうちエストニアにはソ連軍に関係した先鋭的な工場が集まり、首都タリンではロケットに使用する電子デバイス部品を製造したほか、エストニア南部には宇宙開発に携わった科学者が多くいました。



エストニア独立後も、多くのソ連の科学者はエストニアに残り、この国を発展させるために自らの科学技術が応用できないかを模索します。

ソ連支配が、結果的にはIT立国の路を開いたのです。

国の政策としてIT企業を育成しています。
15歳以上の全国民・永住者に本人確認やオンライン認証,電子署名が可能な国民IDカードが配布されている。
また2007年から世界初の議会選挙の電子投票も始まっている。


マイクロソフトに買収されましたが、スカイプもエストニア発のベンチャー企業です。

今、IT企業の発展に力を入れている市があります。
福岡市です。福岡はゲーム会社レベル5を始め、多くのソフトウエア開発企業があります。

2015年には、今最も勢いのあるIT企業「LINE」が福岡の博多に1000人規模の開発ラボを建設する予定です。

LINEプレスリリース

行政もクリエイエティブ・ラボ・フクオカを始め、バックアップ活動をしています。

アジアの入り口であり、観光・食・音楽・IT・ファッションの街としてfukuokaは、日本のエストニアを目指したらいいのではないでしょうか?

工場の誘致ではなく、ソフトウェアやカルチャービジネスへシフト。
投資対象は人材。

日本の未来の都市の一つの答えがfukuokaにある気がします。波






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