月面をハイヒールで歩きたい。Sputniko!が新しい
最近、TV情熱大陸でSputniko!(スプツニ子!)なるアーティストを初めて知りました。
彼女(本名、尾崎ヒロミ)は最近注目を集めるメディアアーティストです。
両親とも数学者で、本人もインペリアル・カレッジ・ロンドンの数学科および情報工学科を卒業。英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ大学院を卒業。なんか凄い学歴だ。
大学卒業後は、ロンドンでプログラマーとしてしばらく働いていたこともある、コーディングができてバイリンガルでテクノロジーとアートを正式に学んだ美人アーティスト。
アーチスト名は高校時代のニックネーム「スプートニク」来ているとのことです。
「スプートニク」ってソビエト連邦が1957年10月4日に打ち上げた世界初の人工衛星の名前です。なかなか理系のオタクなニックネーム。初期の作品「グーグルのうた」
「好きな人に話しかける事が出来なくて その人の名前をグーグルで検索する事しか出来ない...そんな恥ずかし乙女に捧げます。」
ある意味で21世紀的なラブソング。
そんな彼女が思いついたのが、月には男性宇宙飛行士の足あとだけがあるけど、ハイヒールの足跡を月に残せないか?
アポロ11号による人類史上初の月面着陸から約半世紀、月面にはいまだ女性の足あとが無い。そこで、こんな月面着陸のローバーを考えます。
マシンはテキサス州ヒューストンのNASA Johnson 宇宙センター訪問や、日本発月面探査開発チーム「HAKUTO」とのディスカッションなどの情報協力を得て作られたもので、ローバー走行後に月面にハイヒールの靴あとが残るよう設計されたコンセプト・モデル。
まー今どきの若い人は、面白いことを考える。
そんな彼女は、2013年の秋からマサチューセッツ工科大学メディアラボ(MIT MEDIA LAB)の助教授に就任しました。
MITラボといったら、現在のITの最先端の研究所で世界中のクールなオタクの集まりみたいな所です。MITの公式サイト
とりあえず、東京に行ったら、東京都現代美術館で開催中の「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法」でハイヒールの靴跡が残る月面ローバーを観てみます。
理系アーティストSputniko!の今後に注目。
コメント
コメントを投稿