ラインが3億人突破。ラインは日本発のフェイスブックか?


ライン(LINE)を使っている人は多いと思いますが、ついにユーザーが世界で3億人を突破しました。晴れ

無料通話・メールアプリ、ラインの快進撃がとまりません。
11月25日、世界の登録ユーザー数がついに3億人を突破と発表されました。
ラインは、東日本大震災で固定電話、携帯電話が通じない中、IP電話が通じやすいことを受けて開発されたサービスです。


IP電話とはインターネット回線を使った電話のことです。
電話・携帯電話が、会話する人の間で回線(サーキット:帯域)を確保するのに比べて、インターネットの場合、パケット(小包のようなデータの断片)が流れるため、繋がりにくいとか、電話より信頼性がないと言われ続けてきました。


しかし、東日本大震災で電話会社のついていた嘘がバレます。
実際電話より、インターネットの方が繋がりました。
インターネットは元々アメリカの軍が開発した通信技術で、敵に攻撃されても通信ができるように複数の経路を自律的にルーティングする機能が入っています。だから災害に強い。



東日本大震災から3カ月あまり経った2011年6月23日にサービスを開始し、2013年1月に1億人に到達。その半年後の今年7月には2億人を突破。それからわずか4カ月で世界3億人のユーザーを抱える一大コミュニケーションプラットフォームへと成長しました。
この成長のスピードは凄いモノがあります。
IP電話は、コンピューター同士のパケットのリレーのような仕組みで動くので、サーバーと呼ばれるコンピューターがたくさん必要になります。設備投資もかなりかかります。

これは、5千万人のユーザー獲得までにかかった時間をツイッター、フェイスブックと比較したグラフです。いかにラインの成長が早いかが分かります。成長が速いと色々な問題も出てきます。

3億人分のアドレスと、お友だち関係が全てラインで把握されています。良くも悪くも便利さと引き換えにプライバシーをラインに預けている状況です。

よく日本発のフェイスブック誕生か?と報道されていますが、これは間違いでLINE株式会社は、韓国最大のインターネットサービス会社NHNの100%子会社です。つまり、登記上は日本の会社でも資本は100%韓国。

ラインはNHN取締役会議長の李海珍(イ・ヘジン)が、家族や親戚と連絡を取ろうとする東日本大震災の被災者の映像を見て発案した韓国発のIP電話ソフトです。

ラインっていかにも日本発的なイメージで宣伝していますがこれは戦略上の話、こんな時期に韓国を前面に出せないとの判断でしょう。

来年、日本の株式上場も噂されているラインですが、独立することはできるか?注目です。波波





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