アルゴリズム世界を支配する日 シリーズ「知の支配」1
最近、思うことが有り少し難しいけどシリーズ「知の支配」を連載開始します。
コンピューターは色んなことを教えてくれたり、予想してくれたりします。
例えば、Googleで検索すると的確に答えを教えてくれる、「Google先生」とも呼ばれています。またAmazonでは、そろそろ君の好きなアーティストのニューアルバムが出るよとか、こんな音楽も好きなのではとお薦めしたりしてくれます。
今世の中で、便利なことは「ソフトウェア」というコンピューターに指示をする巨大な指示書によって実行されています。
それの「ソフトウェア」の中核をなすものが「アルゴリズム」という問題を解決するための手順。統計学、確率理論、グラフ理論等の数学から構成されます。
よく、コンピューター同士の将棋対決ってありますが、どちらかが勝つかは同じ性能のコンピュータの場合、アルゴリズムが優秀な方が勝ちます。
それの「ソフトウェア」の中核をなすものが「アルゴリズム」という問題を解決するための手順。統計学、確率理論、グラフ理論等の数学から構成されます。
よく、コンピューター同士の将棋対決ってありますが、どちらかが勝つかは同じ性能のコンピュータの場合、アルゴリズムが優秀な方が勝ちます。
そんなアルゴリズムの現状をMITメディアラボ助教授であり、ゲーム会社の社長でもあるケビン・スレイビンが解説してくれます。
興味のある人は、彼のTEDのプレゼンテーションを見てください。
ここをアクセス
彼は、アルゴリズムが支配する世界に肯定的ですが、私はそうは思わない。
現在、株の売買を行っているのは70%がコンピューターです。
金融工学というマーケット(市場と呼ばれるお金が動く場所)の動きを予測する数学が登場して、多くの物理学者、数学者がアメリカのウォール街へ行きます。
また、ソ連崩壊後、多くの物理学者、数学者がイギリスの金融業界へ行きます。
興味のある人は、彼のTEDのプレゼンテーションを見てください。
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彼は、アルゴリズムが支配する世界に肯定的ですが、私はそうは思わない。
現在、株の売買を行っているのは70%がコンピューターです。
金融工学というマーケット(市場と呼ばれるお金が動く場所)の動きを予測する数学が登場して、多くの物理学者、数学者がアメリカのウォール街へ行きます。
また、ソ連崩壊後、多くの物理学者、数学者がイギリスの金融業界へ行きます。
インターネットとコンピュータ性能の発達により、株の売買のスピードが急激に速くなりディラーとかいう人たちの代わりに、コンピュータが株を売買するようになる。売買しているのは「アルゴリズム」。
現在、コンピューターが株を売買するスピードは、50マイクロ秒(0.00005秒)です。デイトレーダーと言われる人間が1クリックする間に2万回の取引が出来ます。
数マイクロ秒の通信速度を短縮するために、2010年にニューヨークとシカゴの証券取引所に、アレゲーニー山脈を直通した光ファイバーケーブルが敷設されます。
世界のデジタルなマネーがこの光ファイバーの中を毎秒数億から数兆円流れている異常な世界。
マーケットは、数千人の数学者・物理学者が支配しています。
金融の世界は、国ではなく、企業、個人レベルの「知の支配」が知らないうちに始まっている。
今、日本では特定秘密保護法案の「知る権利」とか議論されていいますが、あまり意味がありません。情報は「アルゴリズム」を支配する人が制御できるからです。
今日はここまで、次回に続く。
現在、コンピューターが株を売買するスピードは、50マイクロ秒(0.00005秒)です。デイトレーダーと言われる人間が1クリックする間に2万回の取引が出来ます。
数マイクロ秒の通信速度を短縮するために、2010年にニューヨークとシカゴの証券取引所に、アレゲーニー山脈を直通した光ファイバーケーブルが敷設されます。
世界のデジタルなマネーがこの光ファイバーの中を毎秒数億から数兆円流れている異常な世界。
マーケットは、数千人の数学者・物理学者が支配しています。
金融の世界は、国ではなく、企業、個人レベルの「知の支配」が知らないうちに始まっている。
今、日本では特定秘密保護法案の「知る権利」とか議論されていいますが、あまり意味がありません。情報は「アルゴリズム」を支配する人が制御できるからです。
今日はここまで、次回に続く。
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