未来はもう始まっている ラディカル・アトムズ
昨日(1/3)のうさぎスマッシュ展で一番刺激的だったのがMIT石井裕のプレゼンテーションビデオでした。
石井裕はMIT(マサチューセッツ工科大学)のコンピュータ専門の教授です。
タンジブルと呼ばれるより、直感的なUI(ユーザーインターフェース)の提唱者です。
コンピューターと人間の接点であるUIは、非常に重要な要素です。
なぜiPhoneがあんなに爆発的に普及したのか、それは持ち運べるコンピューターで在るとともにタッチパネルによって、より直感的に操作ができたからです。
直感的に操作が出来る事は非常に重要な事です、携帯電話が失敗したのはマニュアル(操作説明書)が本のようになったからではないでしょうか?
しかし、GUI(グラフィカルなユーザーインターフェース)はさほど新しいものではありません。
確かに指先で情報が触れるようになったけど、写真とかの情報は、ビクセル(画素)と呼ばれるコンピューターの情報で出来た光の塊に過ぎない。この情報をリアルなモノへの転換する研究をしているのが石井裕です。
タンジブル(触れる)とは海の下にある情報を海面に浮かび上がらせる研究でしたが、次は完全に海上にすくい上げてしまう研究がラディカル・アトムズです。
物質そのものを情報化する試み。
これがタンジブル、情報にもので触っている感じがします。
そして情報とモノが同期するラディカル・アトムズのコンセプトの例。
より直感的に情報に触れることができる。
未来はもう始まっています。
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