クドカンは天才だ! ドラマ「ごめんね青春」が面白すぎる
日曜日の夜が楽しすぎる。
私は、普段あまりテレビは見ませんが、最近の日曜日の夜のテレビは面白すぎる。
まず8時からは「軍師寛兵衛」で石田三成のあまりの狡さに腹を立て、徳川家康(寺尾聡)のしたたかさに感心をする。
そして11時からは「ヨルタモリ(フジ)」、「情熱大陸(TBS)」、「ライブモンスター(日テレ)」を迷いながら「ヨルタモリ」を見てしまう。
そして、9時からはクドカンこと宮藤官九郎脚本の青春コメディー「ごめんね青春」を見ます。
ドラマは、女子校と男子校が合併するとことから始まる。
テーマは青春のトラウマ。(罪と笑い)
宮藤官九郎は一躍NHKの朝ドラ「あまちゃん」で大メジャーになりましたが、それまでは劇場系のマニアックな脚本家。
個人的にはしりあがり寿原作のシュールな「真夜中の弥次さん喜多さん(2005年)」辺りが好きです。
今回もクドカンお得意の青春モノ。
設定のバカバカしさと、脇役の渋さ、セリフの面白さ、テンポのよさと文句なく痛快青春コメディー。
脇役に、えなりかずき、森下愛子、風間杜夫、生瀬勝久、斉藤由貴を配し、次回からは平田満まで登場して東京の劇団的な「クドカンワールド」を実現。
特にヒロイン蜂矢りさ(通称:ブラックタイガー)を演じる「満島ひかり」が素晴らしい。
これほど顔のパーツが真ん中に寄っていてかわいい人も珍しい。
前回のドラマのハイキックや腕ひしぎ十字のシーンがキレキレでカッコイイい。
この「ケリ」のかっこよさはドラマ「SP」の「真木よう子」、映画「マトリックス」の「キャリー=アン・モス」に匹敵します。
とにかく「セリフ」が面白い、随所に盛り込まれた宮尾すすむや金八先生などのコネタまで、クドカンワールド全開の作品です。
残念ながら視聴率は低いらしいけど、これほどバカバカしくて面白いドラマは久しぶり。
日曜日の夜って、明日から会社って感じのちょっぴりブルーな時間ですが、これは完全に笑えます。
もう一つの番組「ヨルタモリ」はそのうちに書こうと思います。
Goodbye Blue Sunday Night!!
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