こどもの国から来た無人飛行機

以前、横浜に住んでいた頃、近隣に「こどもの国」駅っていうのがありました。

「こどもの国」はもと弾薬製造貯蔵施設に造られた横浜の大きな児童用の公園です。
練馬の「豊島園」同様に、この施設に行くために鉄道が造られます。
それが「こどもの国線（こどものくにせん）」横浜市緑区の長津田駅と、横浜市青葉区のこどもの国駅を結ぶ鉄道路線です。

周辺には住宅もかなりあっって「こどもの国⇔目黒」とかの定期券（もう無いけど）で通勤する人もいて、大人心に「この定期を落とすと恥ずかしよな」と思ったことがあります。

今、「こどもの国」となりつつある国が北朝鮮。

金正恩（キム・ジョンウン）が指導者になった頃から、以前にも増して国としての行動が幼稚で稚拙になってきています。
彼はまだ31歳の若造、日本の会社だったらようやく仕事ができる程度のこども。

最近、韓国軍が東部の江原道三陟の山中で、墜落した北朝鮮のものと思われる無人飛行機機を発見したと発表しました。

この写真はアメリカの最新鋭の無人飛行機、機種RQ-4 グローバルホーク。
無人飛行機はGPSと高度なAI（人口知能）とよばれるソフトウェアを搭載し自律的な飛行が可能なため、ロボットを意味する「ドローン」とも呼ばれます。

未来のロボットたちの戦争を予感させるハイテクの飛行機。

一方、これが韓国で発見された北朝鮮製の無人飛行機。
当局者によると、搭載されていたエンジンは模型飛行機用だったという。
北朝鮮が日本製エンジンを使用した理由については「騒音が少ない上に燃費が良く、かなりの長距離飛行を可能にする」と説明し、メーカー名は明かさなかった。

昔、ヤマハのヘリコプターのエンジンが北朝鮮で軍事転用されて問題になったけど、模型飛行機用のエンジンといえばタミヤ製ぐらいした思いつきません。

また、この無人飛行機にはキヤノンやニコンの市販のデジタルカメラが搭載されていました。
写真を見る限り、確かにデジカメが付いている。

これは、無人飛行機ではなくてデジカメを載せた大型のラジコンの飛行機ではないか？
あまり大騒ぎをしないほうがいい。

しかし滑稽だから、かえって「こどもの国」は怖い。