IE(インターネット・エクスプローラー)の障害に対処する4つの方法


米国土安全保障省はマイクロソフトのIEに重大な欠陥が見つかったと注意を喚起しています。くもり

NHKでも大きく取り上げられていて、「一体どうすればいいんだよ!」と言う人も多いかもしれません。


アメリカのコンピューター緊急対応チーム(Computer Emergency Response Team、US-CERT)は28日、米マイクロソフト社製ブラウザー「インターネット・エクスプローラー(Internet Explorer、IE)」で見つかったセキュリティ上の欠陥により、ハッカーが侵入する可能性があるとしてユーザーに使用しないよう警告した。
しかも今回はIEのバージョン6、7、8、9、10、11で発見されたとのことです。
バージョン11が最新版なのでバージョンアップもできません。

Windowsのパソコンを使っている人が対象。
Macの人は関係なし、さすがパソコンくんは危険です。

IEはWindowsのパソコンを買ったら標準的に付いてくるブラウザソフトなので多くの人が使っています。


インターネットの入り口のソフトでこれがないとWeb系のネットが使えない。

IEはその作りが雑で遅くてバグが多いことでも有名なソフト。
WindowsOSにベッタリとくっついているソフトウェア構造に根本的な原因があります。

今回もメモリ管理のバグらしい、これにより「リモートコードインジェクション」が可能となり、パソコンがリモートで制御される可能性があります。

詳しくは、日本のコンピュータセキュリティの機関、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の「nternet Explorer の脆弱性対策について(CVE-2014-1776)」が参考になります。

ここをアクセス

どうしたら良いのかを手軽な方法から説明します。

1.セキュリティパッチを待つ。

マイクロソフトから提供されるセキュリティパッチ(ソフトのバグを直したソフトのかけら)がリリースされるまで、パソコンでのインターネットアクセスは止めて、スマートフォンでアクセスする。
但し、WindowsXPはセキュリティパッチがもうリリースされません。


2.VGX.DLL を無効にする。

マイクロソフトが幾つかの対策を載せていますが一番簡単で、確実な方法が今回のバグの原因のプログラム「VGX.DLL」を動かなくしてしまうこと。

Windows の [スタート] メニューをクリックして [ファイル名を指定して実行] をクリックし 、表示された入力欄に以下のコマンド(コンピュータへの命令文)を貼り付けて [OK] ボタンを押すことで、本脆弱性に関連する VGX.DLL の登録を無効にします。

"%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe" -u "%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll"


Windows64bitの場合は、以下もコマンドも追加

"%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe" -u "%CommonProgramFiles(x86)%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll"



3.ブラウザをGoogle「クロム」に変更する。

緊急措置として代替ブラウザを使うと言われていますが、この際に乗り換えましょう。
Google「クロム」は非常に使いやすいブラウザで、世界的にはIEよりも使われているブラウザです。
Windowsでも問題なく動きます。

ダウンロードはここから

比較的新しく設計されたブラウザなので高速で安全。
IEのブックマークも比較的簡単に引き継げるし、スマートフォンのクロムとブックマークが共有できるので便利。



4.MacもしくはiPadに乗り換える。

もうWindowsパソコンはやめて、MacパソコンかiPadにしてしまう。
Windowsよりも高速で安全なOSはMacのOSXです。
IEとは無関係に生きていける。
一番おすすめは、MacでGoogleのブラウザ「クロム」を使うこと。


WindowsXP、オフィス2003のサポート終了からIEのバグ騒ぎとマイクロソフトに振り回されるのは面倒臭い。
「Goodbye MS and Hello Apple」もありではないか?波



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