たった24時間では、愛は地球を救えない
毎年またかよというテレビ番組が「日本テレビ24時間テレビ~愛は地球を救う~」です。
夏の終わりに、年中行儀として繰り返されるチャリティ番組。
私が学生の頃に始まったので、もう37年もやっています。
最初のスローガンは「寝たきり老人にお風呂を!身障者にリフト付きバスと車椅子を!」でした。
とても分かりやすい。
しかし、時は流れてプロデューサーもスポンサーも変わり、この番組も最初の趣旨とはだいぶ違う方向に行ってしまっている。
ターニングポイントは1992年の全く意味を感じない「24時間チャリティーマラソン」のスタートです。
これはその前の年に平均視聴率は6.6パーセントと過去最悪の視聴率になって番組の目玉として企画されました。
大抵がマラソンランナーは話題が欲しい色物芸人がつとめていました。
しかし、これは酷いと思ったのは、2011年に70歳の徳光さんを走らせたことにある。
スタート地点に長嶋茂雄さんまで呼んでしまった。
これでは徳光さんも死んでも走ろうと思ったに違いない。
TV局の人は視聴率のために何でもやります。
いつの間にか、目的が毎年続けることになっている。
寄付は必要、視聴率も必要でしょうが「24時間チャリティーマラソン」は下品。
来年はいっその事「マツコ・デラックス&ミッツ・マングローブ(甥)」か「江角マキコ&長嶋一茂(息子)」を走らせてはどうでしょうか?
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