秘技 iPhoneのバックアップ先をC:からD:ドライブに変更する技
iPhone5をiTunesにバックアップしようとしたらCドライブが一杯になった。
iPhone5のバッテリー交換サービスが開始されたので久しぶりにWindows7パソコンのiTunesにバックアップしたらCドライブが空き領域不足で真っ赤なる。
Windowsのパソコンは大抵1つのハードディスクをC:ドライブとデータ用のD:ドライブに分けてくれているけど、これがメーカーの大きなお世話。
大体のソフトは何もしなければ、勝手にC:ドライブにデータを入れていくのでD:ドライブが400Gも空いているのに、C:ドライブは1Gも空いていないという状況に陥ります。
特にiTunesの音楽ライブラリは、結構苦労してD:ドライブに移したけど、バックアップはC:ドライブに勝手に作られてしまいます。
容量が数十Gバイトと大きい上、iPhone,iPodとか複数端末を持っているとC:ドライブがかなり圧迫されてしまう。
ネットで調べて色々試して見たので、その方法を解説しておきます。
題して「秘技 iPhoneのバックアップ先をCドライブからDドライブに変更する技」
結論から言うとiTunesの場合セキュリティの観点からか、プログラマーが手を抜いたか判りませんが、バックアップ先を変更することができません。
専門的にはハードコーディングといって、直接プログラムにバックアップ先を書いてしまっているためバックアップ場所がC:ドライブに限定されてしまいます。
ではどんな手段を使うかと言うとWindowsのファイルシステム(NTFS)の「シンボリック・リンク」なる機能を使います。
この技はLinuxではエイリアスとも言われているもので、簡単に言うとファイル物理的な保存場所を騙して違う場所に置く(シンボリックリンク)方法です。
以下の方法は実際に私がWindows7で試して上手くいったやり方です。
試す人はあくまで自己責任でお願いします。
ユーザー名のところは実際の自分のWindows7のユーザー名を入れてください。
1). エクスプローラを立ち上げてD:ドライブに「iTunesbackup」というディレクトリを作成し、ダブルクリックします。
2). 以下のフォルダー名をコピーして、エクスプローラーに貼り付けます。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync
3).C:ドライブにBackupというフォルダが現れるので、このフォルダをドラッグ&ドロップで先ほどのD:ドライブのフォルダへ移動します。
これで、iPhoneのバックアップデータがD:ドライブへ移動します。
次にiTunesを騙すために、シンボリックリンクを作成します。
4).「スタート」ボタン又は「Windowsキー」を押して「プログラムとファイルの検索:で「cmd」と入力します。
5).コマンドプロンプトが表示されるのでここにマフスを持って行き右ボタンをクリック。
「管理者として実行」を選択します。
6).以下のコマンドをコピーして、コマンドプロンプト画面に貼り付けます。
これがシンボリックリンクのコマンド
mklink /d "C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup" "D:\iTunesbackup\Backup"
張り付け方は、マウスの右ボタンを押して、「貼り付け」を選択します。
矢印キーを使ってユーザー名を書き換えて、「Enter」キーを押す。
これで、シンボリックリングが張れてバックアップデータがD:へ移動できます。
応用編
1)D:ドライブでなくてもできるので外付けHDやUSBメモリでも可能(多分)
2)iPhoneだけでなく、ipod・iPadでも大丈夫。
でも、けっこう難しいかも
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