スコットランド独立ならず、もし九州が独立したら?


スコットランド独立総選挙の結果は、独立反対となりました。晴れ

今回の住民投票は、地方自治を進めるスコットランドのイングランドに対する一種の脅しでもある。

もし住民投票で独立が選べるならば、九州も日本から平和的に独立したらどうなるでしょうか?
一極集中してますます住みにくくなっている首都圏への、アンチテーゼになる国が作れるのではないか?




ここからはシュミレーション(思考実験)の世界。

1)土地、人口、国の規模

九州は本州とは独立した島なので、北海道と同様に地形的には独立に適しています。
地続きの国境は面倒くさく、国境警備とかコストがかかります。
本州とは下関でトンネルと橋でつながっているだけだから、有事の時はココを閉鎖できる。

九州の面積は日本の面積の11.2%、人口は10.5%、GDP(国内総生産:経済の規模を示す目安)が9%と1/10スケールの日本になります。

GDPから見ると世界的にはスイス、ベルギー、ポーランドと並ぶ20位ぐらいの中堅国になれます。
独立により関西、東京への若者の流出に歯止めがかかり、出生率も日本を超えるはず。



2)歴史背景
元々日本は九州から王朝が始まります。
朝鮮に近く、貿易が盛んだったために九州王朝ができたという説「九州王朝説」もあります。
やがて政権は「大和王朝」に移動しますが、それが戦争によるものかはまだ分かっていません。
元々九州は独立国だったから独立しても何の問題もない。

3)首都
案外、熊本になるのではないか?
福岡だとあまりに北寄りなため、地理的に真ん中で、今人口も増えている熊本が本命です。
実は国の出先機関も熊本にあります。



4)食料自立、インフラ
独立の条件は食料の自給自立が欠かせない条件だと思いますが、九州と北海道は食料自給率が他に比べて高い。
農産物の生産額で見ると福岡県以外全て100%を超えています。
インフラ関係も元から独立しているから問題なし。

5)産業
ここが問題です。経済的に国が自立していけるのか?
注目すべきは、音楽・芸能のエンターテイメント産業及びIT・ゲーム・アニメのソフト産業。
九州が独立した場合、現在東京に住んでいる多くのミュージシャン・芸能人、制作スタッフを九州に呼び寄せます。



リーダーは甲斐よしひろ、長渕剛、福山雅治、指原莉乃、リリー・フランキー辺り。
キャッチコピーは「戻ろう!九州国へ Back to the Hometown」。

福岡に東京並みのTV局を始めとするエンターテイメント産業を立ち上げます。
福山くんのコンサートは当面国内(九州国内)でしか観ることができない。
これで、日本からの観光客を呼び寄せる。

それと共にLINE、レベル5を中心に東京にいるクリエイター・プログラマーを九州へ呼びこむ。
エンターテイメント、IT、観光中心に産業を展開し、ゆっくりと豊かに暮らせるカッコイイ、アジアの中規模国家になる。


そして、九州国は日本の人が最も住んでみたくなる国を、目指したらいいのではないか?波






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