レコードを巡る冒険4 デビッド・ボウイ1
しばらくは、ブリティッシュロックを巡ります。
デビッド・ボウイはグラムロックからアメリカのファンク、ヨーロッパテクノ、MTVと時代とともにスタイルを柔軟に変化させていった、好きなミュージシャン。
これだけ、カッコイイ・ミュージシャンも珍しい。よく少女漫画とかにもでていた美青年。
2013年のルイ・ビトンのCMにも登上
ヴィトンの「L'Invitation au Voyage」キャンペーン、ボウイはモデルのアリゾナ・ミューズと共演、撮影は去年の夏のイタリアのヴェネツィア。
1976年 Changes One
デビッド・ボウイ初期のベストアルバム。ジャケットのポートレイトがカッコイイ。今はジャケットが変わっていますが選曲は素晴らしい。
入門にはピッタリの一枚。
アメリカ時代と呼ばれる頃の最後のアルバム、ジャケットの写真とタイトルのデザインが素晴らしい。お勧めはオープニングの「Station To Station」、ラスト「Wild Is The Wind 」この曲は泣けます。
このアルバムを出した後に、デビッド・ボウイはヨーロッパへ向かいます。
Hunky Dory 1971年
高校の頃に買った、初期のグラムロックの名盤、このジャケットも美しい。お勧めは、デビッド・ボウイのテーマソングでもある「 Changes 」、隠れた名曲「 Life On Mars?」あたりでしょうか。
The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars 1972年
これは、間違いなくRockの名盤。これも高校で買ったもの、 Ziggy Stardustとは当時のデビッド・ボウイの架空のキャラクタで the Spiders from Mars とはバックバンドの名前です。
訳せば、「 Ziggy Stardust」とバックバンド「 the Spiders from Mars」の栄光と挫折。
しかし、そんな情報もなかったので邦題は、「屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」というかなり哲学的な難解なタイトルになっていました。
すべての曲がお勧めですが、やはりラストが素晴らしい。
「 Rock 'N' Roll Suicide 」名曲です。
当時ネガティブな歌詞が多い中、絶望の中の希望の最後のシャウトが心を打ちます。
Just turn on with me and you're not alone
Let's turn on with me and you're not alone
Let's turn on and be not alone
Gimme your hands cause you're wonderful (x2)
Oh gimme your hands.
君は一人ではない、私に向き合って
君は一人ではない、こちらに戻ってこい
君は素晴らしいだから手を差し出して、
君の手を握りたいんだ。
次回は、デビッド・ボウイ、ヨーロッパ編
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