トウキョウ・シック 佐野元春ミーツ雪村いづみ
久しぶりに、iTunesで曲を購入しました「トウキョウ・シック」佐野元春&雪村いづみ。
雪村いづみ(75)は1953年に15才でレコード・デビュー。元祖・三人娘 (美空ひばり・江利チエミ) と呼ばれて活躍している私の両親の世代の歌手。
でも、演歌ではないポップシンガーです。
佐野元春のラジオ番組へ雪村いづみが出演したことをきっかけにコラボレーションが実現。前田憲男指揮によるビッグバンドでのレコーディング。
昭和歌謡ではなく、ビックバンド時代の今でも通用するモダーンなポップス。実際に聴いてみると現代のモダンボーイ佐野元春、往年のモダンガール雪村いづみのお洒落でカッコイイ、スイングする懐かしくてモダンでポップな曲です。
「かつて僕の両親が恋人同士だった頃、ふたりはよく新橋のダンスホールで踊っていた。僕が生まれる以前の話だ。そのダンスホールには、まだ十代だった頃の雪村いづみが専属歌手として唄っていた。僕の両親は 彼女の歌声に合わせて踊り、ロマンスを育んでいたのだ。両親が生きていたら、今回の雪村さんとのセッション を見て何と思うだろう。」(佐野元春/アルバム『トーキョー・シック』ライナーノーツより)
佐野元春が雪村いづみをリスペクトした作品でもあります。
キャラメルママ(細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆)と雪村いづみのコレボレーションアルバム「スーパー・ジェネレイション」1974年。
名曲「蘇州夜曲」
雪村いづみも若い人と組むのが好きです。
今回のタイトル「トウキョウ・シック」はフランス語の「chic」でお洒落東京でしょうが、東京に愛を込めた病気の「sick」で東京熱って意味かもしれません。
懐かしいは新しい。
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