スパイシーチョコレート盗作？ 音楽パクリの歴史

シングル総合ランキングで、8週連続1位を獲得している楽曲『ずっと feat. HAN-KUN ＆ TEE』に盗作疑惑が。

これは東京のレゲエサウンド「スパイシーチョコレート」が手掛けたもので、NTTドコモのCMソングに起用され、爆発的なヒットになっている。

それは「オリジナル・ラブ」（田島貴男氏のソロユニット）の楽曲『接吻 – KISS -』をパクっているのではないかと言う疑惑です。

スパイシーチョコレートはあまりよく知りませんが、田島貴男は大好きです。
特に『接吻』はJ-POP史上でも名曲に部類にはいる曲。

試しに聴いてみます。確かに似ている。
しかもフレーズをわざとずらす小技まで駆使している。



しかし、こんな有名な曲はパクっても直ぐにバレてしまうと思うのにどうしたのだろうか
「スパイシーチョコレート」！！


これは、ひどいと思ったのが甲斐バンド。
1979年発表「甲斐バンド・ストーリー」の中の「氷のくちびる」

甲斐バンドは、「バス通り」（今思えば甲斐よしひろは福岡出身だから、西鉄バスですね。）

「裏切りの街角」あたりでかなり新鮮なメロディーメイカーあらわれると思っていました。

しかし、「氷のくちびる」はの間奏部分は、完全にロキシー・ミュージックと同じです。
ロキシー・ミュージックはイギリスのロック・グループ。
ブライアン・フェリーの個性的なヴォーカルを軸にかなりお洒落なイギリスらしいバンド、日本でも高橋幸宏らが影響を受けたバンドです。




ロキシー・ミュージック1972年のファーストアルバム「Sea Breezes」。
間奏の部分が全く同じ、さらに、よく聴くと、イーグルスのホテルカリフォルニアの間奏にも似ている。
これは完全に確信犯ですよ。

このことを発見した私は、言いたかったけど当時はブログもTwitterもFacebookもなかった。

だから、今ここで指摘しておきます。