レコードを巡る冒険18 アメリカのAOR2
アメリカ方面のレコードを巡る冒険その2
はじめに
まずは、ジョニー・ミッチェル(カナダ)
Hejira 邦題:逃避行 1976年
ジョニー・ミッチェル、キャログ・キング、ジョーン・バエズといえば女性シンガーソングライターの印象が強いけど、ジョニー・ミッチェルがAORに転向した、記念すべきアルバム。ジャコ・パストリアス、ラリー・カールトン、トム・スコットの当時の売れっ子ミュージシャンが参加しています。
お勧めはオープニングの「コヨーテ」、今聞いても十分に大人のRock。
そして、AORと言えばマイケル・フランクス。
Sleeping Gypsy 1977年
元祖カフェミュージックといってもいい程、洗練されたJazzボサノバテイスト溢れるお洒落アルバム。デビッドサンボーン、ラリーカールトン、マイケルブレッカー等々当時の売れっ子ミュージシャンが参加したプロフェッショナルなアルバムです。
大学教授でミュージシャンのマイケル・フランクは当時から知的で洗練された(ソフト&メロー)の音楽を始めた人です。
名曲「アントニオの唄」
多くのミュージシャンがカバーしている名曲。
70年後半はAOR・フュージョンがかなり流行った。
Stuff 邦題:スタッフ!! 1976年
このアルバムでフュージョンブームが始まったのではないか?メンバーは、リーダーのゴードン・エドワーズ、コーネル・デュプリー、エリック・ゲイル、リチャード・ティー、スティーヴ・ガッド、クリストファー・パーカー(Chris Parker)(ds)のニューヨーク・スタジオミュージシャンの創ったバンド。
そんな時代に、ボブ・ディランも影響を受けます。
Desire 邦題:欲望 1976年
何故かこのアルバムは好きです。ホール&オーツも好きなバンドです。
X-Static 邦題:モダン・ポップ 1979年
邦題がカッコイイ。そして、フュージョンから80年代ポップへ向かう予感のするアルバム。
プロデューサーはデビッド・フォスター
今聴いてもPOP。名曲「 ウェイト・フォー・ミー」
アメリカのソフト&メローから、次は時代を少し戻して、ドイツへ向かいます。
次回は、ドイツの電子音楽の世界へ
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