シンバル奏者の退屈と緊張(佐渡裕・アクロス福岡)


昨日(4/23)は、福岡シンフォニーホールで佐渡裕指揮のクラッシック・コンサートを聴く。晴れ

福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)で開催された「佐渡裕指揮 兵庫芸術文化センター管弦楽団スペシャルコンサート2014」。
佐渡裕は、最近売れっ子の小澤征爾の弟子の指揮者。
最近はTBSの「情熱大陸」でも紹介されたので、知っている人も多いと思います。

普段クラッシックは聴きませんが、この人の国際的な活動力は惹かれるものがあります。
福岡では13年ぶりとのことです。



アクロス福岡は、アクセスのいいコンサートホール。
大きさもちょうどいいハコ(というよりホール)。

こんな感じの吹き抜けが心地よいアクロス福岡。

セットリスト(プログラム)は以下の通り
一部
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18

アンコール曲
ラフマニノフ:プレリュード 嬰ト短調 op.32-12

二部
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」

アンコール曲
J.シュトラウス2世:ピチカート・ポルカ
J.シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ

ロシアのシリーズといった感じらしい。
ラフマニノフは「のだめカンタービレ」で一躍有名になった作曲家です。



佐渡裕は思っていたよりも、身長が高く細身でした。
とにかく、よく動きます。
この仕草は、好き嫌いがあると思いますが、クラッシックのダイナミックな感じとスイングする感じが表現されていて個人的には好きです。

クラッシックは昔のダンスミュージックでもあります。

二階席で聴いたので、オーケストラ全体が俯瞰できて面白かった。
特に、一番奥のティンパニ、大太鼓、シンバルの3人の打楽器奏者が見ていて楽しい。
ティンパニは比較的いつも演奏していますが、シンバルは割と出番が少ない。

大半は椅子に座って演奏を聴いています。
出番になると「くるぞ」とうい感じでおもむろに立ち上がる。

シンバル奏者って出番が少ないから、かえって緊張しそう。
まさにシンバル奏者の退屈と緊張。

一番面白かったのは、このシンバルに合わせて飛び上がる佐渡裕。

クラッシックはスイングしている。波




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