今更、iPhoneなんて・・NTTドコモ

あれほど、iPhoneはやりませんと言っていたNTTドコモですが、ついにiPhoneを販売するとのことです。

複数の関係者によると、両社は発売に向けて詰めの協議を進めているとのことです。

Appleは9/10に新型iPhoneを発表する予定なので、今年の、秋の新製品から発売になる模様。

ドコモは報道に対し、同社が発表したものではないとのコメントを出しました。
これはNDA（ Non-disclosure agreement：秘密保持契約）と呼ばれる、会社同士の秘密を事前に話してはいけない契約があるためです。
正式には発表できません。

この手の報道は、リークと言われる「わざとこっそりと教えて、既成事実を作ってしまう」作戦です。
よく、大手電機メーカーとかが使います。

NTTドコモからau,ソフトバンクへのユーザー流出が止まりません。
電話番号が同じままキャリア（携帯会社のこと）を移動できる制度MNP (Mobile Number Portability)
が始まってから、ドコモからどんどんユーザーが離れていきます。

NTTドコモは護送船団のように、日本の携帯メーカーを囲い込んで日本独自のガラパゴス携帯を生み出した、とにかく日本独自が大好きな会社。

日本の携帯メーカーを守ってくれるかと思っていたら、２トップ戦略とかで韓国メーカー（サムソン）とソニーを優先的に販売しました。

その戦略によって、２トップ以外のメーカーのスマートフォンの売上は激減します。
元NTTドコモの友達メーカーのNECとパナソニックがスマートフォンから撤退しました。
しかし、この２トップ戦略でもユーザーの流出は、止まりません。

そこで、今更ながらiPhoneが決まったようです。

でも、今更iPhoneと言われてもって感じでしょうか、大きな会社になればなるほど、決定が遅くなります。

ユーザーのためと言うより、自分たち企業の理論で動いているような気がします。
だから、ユーザーが離れるのではないか。