レコードを巡る冒険14 プログレの迷宮1
今回から、プリティッシュ5大プログレバンド以外のバンド紹介に突入します。
はじめに
今ではあまり有名では無いバンドもあって正直CDで買い直していないものもかなりあります。
70年代のイギリスって不思議なぐらいに多くの個性的なバンドがいます。
このシリーズのブログ書き始めてから改めて思い出すバンド・アルバムも多くて、ほとんど自分の記憶の発掘作業でもある。
まずは、カーヴド・エア(Curved Air)。
後にロキシー・ミュージックやUKで活動するバイオリンのエディ・ジョブソン、ポリスのドラマーとして知られるスチュワート・コープランドも一時在籍したことがある中堅どころのプログレ・バンド。
Airconditioning エアコンディショニング 1970年
リアルタイムではありませんが、大学生の頃に買った記憶があります。このジャケットは今見ると、かなりカッコイイ。
バイオリンが新鮮な感じでした。ロイヤル・アカデミー音楽院(日本で言ったら芸大)出てロックするって当時は有り得なかった。
続いてはキャメル。
割とデビューは遅かったけど、叙情派プログレとしては有名。
Music Inspired by The Snow Goose 邦題:白雁 1975年
長いオープニングからの2曲めのフルートにヤられました。アメリカの作家ポール・ギャリコの短編小説「スノーグース」を基にしたコンセプト・アルバム。
友達にキャメルファンがいたので、他のレコードは借りていました。
プログレというよりは、クラシカルロックかも。
キャメル - Rhayader / Rhayader Goes to Town
そして、老舗のプログレバンドと言えばムーディー・ブルース
Every Good Boy Deserves Favour 邦題:童夢 1971年
買ったのはこの一枚だけでしょうか?このバンドは元祖プログレバンド、どちらかと言えば60年代のバンドと言ってもいいほど。
聴き始めた時はもうプログレ(進歩的)ではなかったと思います。
代表作「サテンの夜」
正に叙情派のプログレ。
プログレはクラッシックだけではなくJazz方面にも進出します。次回はソフトマシン、コングの登場。
コメント
コメントを投稿