映画と言う名の魔物 ミュージシャンの大コケ映画
今年も、レオナルド・ディカプリオはアカデミー賞で主演男優賞は取れませんでした。
しかし、今年もアカデミー賞は盛り上がっていました。
映画とは何故ここまで人々を引きつけるのでしょうか?
映画を作る人達の情熱やそれに関わる人間関係から作成にかかるお金まで、映画は魔性の何かがある。
面白くも危険な病が映画。
ミュージシャン、作家、役者も映画監督をやって大体大コケします。
あの桑田佳祐ですら失敗した映画「稲村ジェーン」1990年。
興行的には成功しましたが、評論家からはボロクソに言われました。本人は映画は二度とやりなくないと言っているらしい。
DVD化されていないのは、桑田の意向もあるかもしれません。
この音楽は素晴らしかったけど、映像は確かに恥ずかしい感じの映画でした。
個人的には、サーファー役のパンタ(元頭脳警察のロッカー)がいい味を出していて好きでした。
いちばん有名なのは、さだまさしの監督作品「長江」1981年作品。
私も観ていませんが、その負債額はさだ曰く金利を含めると35億円だそうです。さだまさしはこの借金を返済するためにコンサートをやり続けた。
創作のエネルギーはこの借金でした。
米米クラブのリード・ボーカル「カールスモーキー石井」が監督をした「河童」(94年)、「ACRI」(96年)。
「河童」は観ましたがはっきり言って面白くなかった。これまで「浪漫飛行」(90年)や「君がいるだけで」(92年)の大ヒット曲でのお金もつぎ込んでも借金10億円を背負ったとのことです。
小田和正も2作の映画を作ったけど、ヒットしませんでした。
この人もかなりお金をつぎ込んだはず。
ミュージシャンにとって映画は手を出してはいけない魔物でしょうか?
役者の映画監督はやはり同じフィールドなので大コケはしません。
ビートたけしは最も成功した映画監督です。
この人も、映画のお金を稼ぐためにテレビに出ている。
意外と知られていないのが、竹中直人の映画です。
デビュー作「無能の人」このテイストが好きです。
しかし、映画監督は最も危険で最も惹かれる道楽です。
この上は何でしょうかミュージカルの舞台監督ではないか?
エンターテイメント(道楽)は作る方も、観る方もにとっても魔物(attractive)ですね。
コメント
コメントを投稿