ディズニーの世界戦略 日本のアニメにグローバル化は必要か?


ディズニーのアニメ「アナと雪の女王」が早くも30億円突破の大ヒットの模様です。晴れ

3Dアニメって、何か違和感があって好きではありませんが、アカデミー賞を受賞した主題歌「Let It Go~ありのままで~」は非常によく出来た音楽です。

世界中で話題になっている25ヶ国語吹き替えの「Let It Go」。
特に松たか子の日本語部分が絶賛されています。




これだけの言語をシームレス(つなぎ目なし)に編集しているのは凄い。
でもよく出来た工業製品を観るような気がします。

ディズニーのアニメって、アニメ以外にDVD、キャラクターグッズ、ディズニランドのアトラクション、ミュージカルへの横展開をさらにグローバルへと展開する大企業の戦略・企画室から生まれるエンターテイメント製品。



かたや、スタジオジブリとかは宮﨑駿、鈴木敏夫の個人商店みたいなものです。

Cool Japanとかで日本のアニメをグローバル化しようとかの構想がありますが、グローバル化するためには世界戦略のための犠牲と妥協が必要です。

最初から、アニメに対するスタンスも違うし、ディズニーと戦う必要もない。

日本のアニメのDNAは江戸時代からの「四十八茶百鼠」といわれるほど特異な色彩にあります。
茶色だけでも48種類、鼠色だけでも100種類もある。
こんな色の違いが多くの外国人に分かるわけがない。

グローバル展開よりも、世界の美的な感覚の鋭い一部の国と一部の人たちのみを相手にする戦略がいいのでは、見習うべきは、同じぐらい美的な感性の高い「フランス」です。

フランスにあるディズニーランドにフランス人は行きません。
「来るものは拒まず、しかし迎合はしない。」と言うプライドが重要。波


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