幻想としての経済4 リアル経済とギャンブル経済
望むと望まないに関わらず、私達は資本主義経済の中で生活しています。
ここには2つの経済が存在しています。
それがリアル経済とギャンブル経済。
リアル経済は、我々のリアルな労働(身体を使って何か生み出す行為)をその対価として一旦お金に交換をします。(生産)
そして、そのお金でお米とか車とかを(交換)買います。(消費)
お金を仲介として労働と消費の交換をしながら生活しています。
農家が野菜を作って、それを農協に売って・・最後スーパーで野菜を買う。
農業からIT業界まで何かを生み出し、お金を得てそれを使うサイクルは変わりません。
リアル経済には野菜とか本とかサービスとかの実体(リアルなモノ)がある。
そして、そのお金でお米とか車とかを(交換)買います。(消費)
お金を仲介として労働と消費の交換をしながら生活しています。
農家が野菜を作って、それを農協に売って・・最後スーパーで野菜を買う。
農業からIT業界まで何かを生み出し、お金を得てそれを使うサイクルは変わりません。
リアル経済には野菜とか本とかサービスとかの実体(リアルなモノ)がある。
一方、投機と呼ばれるギャンブル経済はお金(金融商品を含む、データだけで出来ている幻想)と違うお金を交換して、その差分から利益を生み出す仕組みです。
いわゆる博打(ギャンブル)です。お金をお金に交換する、動いているのはデジタルデータが証券会社、金融機関間を動いているだけです。
ギャンブル経済は、世界中に余っているお金(あえてマネーと呼ばれています。)が世界中の利益を求めて動き回るデータの運動(これをマーケットと呼びます。)
これのデータの運動で上前をハネるのが金融業です。
イギリスではシティ、アメリカではウォール街がギャンブル経済の集まっている場所。
ギャンブル経済は、誰もコントロールしている人はいません。
だから、時々暴走します。
日本バブル崩壊、リーマンショック等。
このギャンブル経済がリアル経済を支配しつつあります。
ここが問題です。
次回はギャンブル経済に支配される世界。
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