演劇:バラ色の人生 パラレルワールド2014(注:ネタばらしあり)


昨日(3/22)は、友人kと都久志会館で演劇「バラ色の人生」を観る。晴れ

都久志会館の前は、もう桜が咲いていて、春を感じますがまだまだ寒い。


劇団赤い花の「バラ色の人生」
劇団赤い花は福岡で17年前に結成された劇団で、いままで3回の公演を行っている地元福岡の劇団です。
今回で4回目で開催ペースがオリンピックなみなところが福岡らしくてイイですね。

今回は、monjuのボーカルの猪ヶ倉和子さんとfreedomsetの高松あや さんが女優として出演とのことで、初めてこの劇団の劇を観てみる。

出演者

山村信幸 / 高松あや / 近藤まこと / 松永美咲 / 釜本知枝 / 猪ヶ倉和子 / 島崎裕次郎 / 松岡初美 / 支那海東


都久志会館はちょうどイイサイズの小屋です。
人もそれなりに入っていて盛況な感じ。

瓦礫の街(生と死と間のパラレルワールド)で出逢った四人の男と女の密室空間の劇。
次々とモノローグで語られる4人の過去の罪。
かなり救われない話ではある。バラ色の人生とはかなりアイロニカルなタイトルですね。

このパラレルワールドを脅かすのが、青い鳥を探す女、車椅子の男(赤テント出身、支那海東)、死者のシャンソン歌手。

物語は、リアルワールドの2人の若者の登場によりパラレルワールドが壊れて唐突に終了をむかえます。でも戻ったリアルワールドも軍国化する日本のパラレルワールド。

この救われないエンディングも現代劇です。
Aftermath2014 from2011.3.11


しかし、主役のあやちゃんはすっかり女優ですね。
和子先生は、ピッタリのはまり役。

劇終了後は、劇を観に来ていたmonjuメンバーと穴場の喫茶店「風街」でお茶して、いろいろな話をしました。これはこれで面白かった。

演劇は音楽とは異なる面白さがありますね、これにハマる人(特に東京)が多いのも分かります。

劇団赤い花の次回作も期待しましょう。波





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