ライディーンのレキシ From1980(YMO) -To2014(E-girls)
EXILEの妹分のグループE-girlsの最新アルバム「COLORFUL POP」が3/18に発売されます。
E-girlsはガールズ・エンターテインメント・プロジェクトなるAKB48とかと同じ、人の入れ替え自由なエンターテーメントの「入れ物」の名前です。
皆が飽きたらどんどん人を入れ替えることができるエンターテーメントの「入れ物」。
個人経営ではなく会社と同じ仕組み。
このグループは映画「謝罪の王様」のエンディング映像で始めて知りましたが、映像はなかなか良く出来ています。
このアルバムは、YMO(イエローマジックオーケストラ)の名曲「ライディーン(RYDEEN)」のカバーで話題になっています。
メロディはバーで高橋幸宏が鼻歌で歌ったのを、坂本龍一がメモに書き起こして作られたとされています。
1980年は70年代の音楽にさようならして、日本のテクノが確立した記念すべき年でもあります。
私は大学生でしたが、この曲を小学生の頃に聴いた高野寛、槇原敬之、小山田圭吾(コーネリアス)等々のYMOチルドレンと呼ばれるミュージシャンは死ぬほどの衝撃を受けたらしい。
高橋幸宏の、軽めかつ前ノリのドラムがカッコ良かった。
この曲はYMOのメンバーも出演していたフジカセットのCF曲「歩き篇」にも採用されました。そして2007年、キリンラガービールのCMにてこの曲のセルフカバーに当たる「RYDEEN 79/07」が新たに発表されました。
当時はiTunes等のネット配信のみ、早速ダウンロードしました。
いわゆる北欧エレクトロニカ系の音で、YMO自身が「ライディーン(RYDEEN)」を再設計(リビルド、リコンパイル)した名曲。
このCMもなかなか良かった。
さらに2010年、なぜかグリコのポッキーのCMで使われました。
この映像はYMOの「増殖」のパロディーでもあります。
ついに2014年、E-girlsによって「ライディーン(RYDEEN)」に歌詞が付けられる。
映像はカッコイイけどパフュームのパクリでは?
もともと「ライディーン(RYDEEN)」にはYMOが内輪で歌詞を付けています。
最初のイントロで「きょうの仕事はつらかった」と歌うらしい。
このカバー曲いかがなものか?
さらにこのアルバムにはアン・ルイスの大ヒットでもおなじみの山下達郎の名曲「恋のブギ・ウギ・トレイン」も収録されています。
山下達郎本人が安易なカバー曲はいかがなものかって言っているのに、許可してしまった。
さすが「入れ物(プロジェクトというグループ)」には「入れ物(カバー曲)」ですね。
コメント
コメントを投稿