レコードを巡る冒険24 ロックは死んだ
1970年代後半エポックメイキングな出来事はパンク・ニュー・ウェイブの登場です。
はじめに
1976年にセックス・ピストルズ(凄い名前)がデビューしてパンクの時代が始まります。
1970年代半ばのロック・シーンは、ハードロックとプログレッシヴ・ロックそれとフュージョンが主流で、超絶技巧のギターテクニックや、高価なシンセサイザーやスタジオ録音技術とお金がないとなかなか出来ない状況になってきた。
そんなロックを再起動(リスタート)させたのがパンク・ニュー・ウェイブ、70年代のチープ革命。
1977年10月唯一のオリジナル・ファースト・アルバム『勝手にしやがれ!!』
良くも悪くも当時のロックを否定したセックス・ピストルズ。
ジャケットのデザインは今見ても新しい、パンクはある意味衝撃的な事件でした。
リーダーのジョン・ライドン(John Lydon)は「ロックは死んだ」と発言したけど、そんなに早くロックは死ななかった、でもパンクも死んでいない。
ジョン・ライドンがピストルズ解散後に結成したパブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Ltd)の方が好きです。パンクというより新しいメタルミュージック。
Paris in the Spring 1980年
パリでのライブ・アルバム。
The Flowers of Romance, 1981年
パンクというより民族音楽に近い、近未来の音楽。
あまり売れなかったけど、最初に聴いた時はパンクより衝撃を受ける。
これも一つのイノベーション(革新)であります。
ロック・ポップ・ミュージックの世界は健全な進化の世界。
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