Glenn Gouldを自分の中で再評価する
先週の金曜日のPiano-RecitalでBachのGoldberg Variationsを聴く。
カタカナ禁止一旦解除、Bachはドイツ語なのでバッチではなくバッハと読みます、Goldberg Variationsはゴールドベルク変奏曲。
久しぶりにGlenn Gould演奏のGoldberg Variations(ゴールドベルク変奏曲)が聴きたくなり、聴いてみる。
Glenn Gouldは天才にして奇人Pianoの演奏家。
西洋古典音楽の革命家にして知的で孤独な隠遁者。Beatlesが1966年から公演旅行を止めてstudioに篭ったのと同じように、Glenn Gouldも1964年から演奏会からの引退を宣言し以降の音楽媒体と放送媒体のみを音楽活動の場とする。
一番有名なのがBachのGoldberg Variations(ゴールドベルク変奏曲)。
Goldberg Variations 1981年録音
Glenn Gouldの墓碑銘(epitaph)といえる不朽の名盤です。新しもの好きだった彼が斬新で魅惑的なこの演奏をdigital再録音を残した作品。
そして1982年にこの世を去ります。
1982年は、私が会社に入社した年でもある。
今聴き直しても、まるで一人で奥深い森の中にいるような静謐なその音に感動します。
そして恐ろしいぐらい遅いtempoと削ぎ落とされた響きの音楽。
西洋古典音楽は、作曲家の物であると共に演奏家の物でも有ることを証明した名盤。
たまには西洋古典音楽(classical music)も良し。
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