Androidの新しいOS 放任と統制


GoogleがGoogleIO(開発者向け会議)でAndroidの新しいOS(基本ソフト)を発表しました。晴れ

正式名称は発表されていませんが、Androidの開発名称はお菓子の名前でABC順に付けられています。
現在の最新版が「Kitkat」なので新しいOSの名称は「Lollipop」(ペロペロCandy)と予想されている。



SmartPhoneの操作性はだいたい2種類に分かれます。
一つがAppleのiOSが載っているiPhone、その他がAndroidと呼ばれるOSが載っているSamson,SONY等の機種。

なぜOS(基本的なソフト)が重要なのかというと、基本的な操作性を決めているのがこの部分だからです。

だからGoogleもAppleのiOSに対抗するために無邪気に新しいAndroidを開発していきます。
しかし今、Androidで問題になっているのが分断化(fragmentation)です。


これは各Android機種の占有率を視覚化したgraph。
Android 搭載機種数は昨年の 3,997 機種から今年は 1 万 1,828 機種に増えたことが分かりました。

GoogleのAndroidは無料で搭載することができるため、色々な企業が色々な機種を好き放題に出している。

37.9%を占める「Jelly Bean」 を筆頭に現在、8つの異なるversionのAndroidが存在しています。
これがAndroidの分断化(fragmentation)の問題。

Googleの民主主義的な放任が、この問題の根本にあります。

一番大変なのは「アプリ」と呼ばれるSoftを開発している企業です。
8種類の微妙に異なるOSに対応しないといけないため面倒くさい、iPhoneだけでいいやと、Androidの「アプリ」開発を断念する企業も出てきています。


一方、AppleのiOSは確実に最新版のiOS7への移行がなされています。
Appleの専制君主的な統制の結果、多くの人びとが最新のOSを使っている。


はたして、どちらがいいかは難しい問題です。
選択肢が山のようにあり混沌とした世界と、非常に制御された整然と整理された世界。

答えは両方必要。
少なくとも、我々はこの2つの世界観を選択できるからです。波






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