ビッグデータ-でもワールドカップは予想できない


ワールドカップをビッグデータを使って予測する試みがありました。晴れ


開催前に米金融大手ゴールドマン・サックスが長年の経済予測モデルを使い、ビックデータからワールド・カップの順位の予測を行いレポートとしてまとめた。

これが Goldman Sachs-report(PDF) [The World Cup and Economics 2014]


手法は、一般的な統計学。
1)ブラジルワールドカップで行われる全64試合について確率モデルを作ります。
2)試合の結果予測は、1960年1月から行われた国際試合(約14,000試合)での勝敗・ゴール数(得点と失点)を回帰分析。
3)試合モデルでは、ゴールの発生はポアソン分布と仮定し、FIFAランキング、最近の試合の勝敗等の変数を使い勝敗を予測する。

最新の金融工学と呼ばれる統計学を駆使した予測。




ちなみに日本の予選リーグ突破の確率は33.8%、優勝の確率は0%でした。
これはあたっている。

しかし、決勝リーグまでの実際の予想的中率は36.11%と悲惨な結果です。

的中率50%以下とは予測とは言えない。

何回も同じチームと対戦するリーグ予想とは異なり国の威信を賭けた一回限りのFootbollの勝敗を予測するのは難しい。

でも、日本対コロンビア戦のように決して奇蹟が起きないのもFootball。
得点だけでなく、ボールの支配率、戦略、選手の精神的な状態、色々な要素があり過ぎる。

Sportは論理でもあり情熱でもある、だから面白い。

Computerがワールド・カップを予測できる日は来るのか?波



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